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誰もが役目を放棄した世界で  作者: ソニエッタ


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0話



「……つまらない」


誰に向けたのかさえ曖昧なその呟きのあと、

彼は静かに世界を見下ろし、ためらいもなく自らを砕いた。


散った破片は黒い空に溶け、やがて細い尾を引く光となって落ちていく。

流れ星にも似たそれらはひとつ、またひとつと地上へ降り注ぎ、夜の静寂に微かなきらめきを残した。


どこに落ちたのか、

どんな影響を残したのか、

彼自身にもわからない。


けれど、その日を境に世界は確かに軋み始めた。形の見えない小さな亀裂があちこちに走るように、人々の内側で何かが変わっていった。


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