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2024のお部屋

陶器市

私は食器に興味がない。

家にある食器は、旦那が1人暮らしの時から使っているものと頂き物と実家のお下がりだ。


陶器市はたまたま出かけた先で開催していた。

陶器市は外で行われていて、その日はとても蒸し暑い日だった。

何も買うつもりはないが見に行きたい気持ちと、すぐに涼しい所へ行きたい気持ちがあった。


旦那に言ったら「少しだけ見れば?」と返ってきた。

確かに。

汗をかく前に戻ってくればいい。名案!

私は汗っかきなのだ。


お皿やコップや箸、その他いろいろなものが売られていた。

旦那は気に入った皿を3枚購入。

旦那は欲しい物があるとすぐ買うところがある。

だから、我が家は物だらけだ。


私は一目惚れしたカップの前で暫く立ち止まっていた。


どうしよう?買う?でも高いな〜と迷っていた。

その時私は、ミニマリストの方の言葉を思い出していた。


「買う理由が値段なら買わない方がいい。買わない理由が値段なら思い切って買った方がいい。」みたいな言葉だった。

なるほどと思っていたが、欲しくても高いと私は躊躇する。


私は貧乏性で1人暮らしの時は100均の食器を使っていた。

100円の食器30コ…それがこのカップ1コ。

脳内でいろんなことを考えて買うのを諦めた。

それを見ていた旦那が「買ってあげる。」と言ってきた。

いつもなら「大丈夫。」と断るが、今の旦那はいつもより金持ち(←ボーナスでウキウキしていた)なので買ってもらうことにした。


家に帰ってきて、カップを眺める。

挿絵(By みてみん)

すごくいい。

海を感じる。


私の実家は海の近くで毎日海が見えていた。

海が恋しくなったのかもしれない。


私が手に入れた小さな海、大事にしようと思う。


挿絵(By みてみん)


カップの中に広がるいくつかの青も好き。

【おまけ】

結局、陶器市をだらだら見ていたら、汗をかいた。

旦那は匂いに敏感で汗の匂いが大嫌い。

汗拭きシートを買うために今度はイオンへ向かったのだった。

(汗拭きシートは私の中て夏の必需品アイテムになった。現在、買った汗拭きシートは出かける時用のカバンに入れっぱなしになっている。)

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