表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

結章 XXXX年 XX月 XX日

 ある家に手紙が来る。

 

 その手紙を、玄関から出てくる主婦が受け取る。手紙を渡す際、送り主が不明だと告げる。

 主婦は少し困惑したが、宛先が娘の名前だと言うことに気付く。しかも文字が娘の字と一緒なのだ。こんな偶然、あるのだろうか?そんな想いを残したまま、主婦は家に戻る。

 

 リビングに戻ると、今にも眠たそうに朝食を食べる娘がいた。主婦は娘に手紙を渡し、こう告げる。

「その手紙、誰から送ってきた者なのか分からないらしいわよ?あなたの知り合い?」

 その問いに、娘はブンブンと首を振った。そう、と主婦は言うと、台所へ戻った。

 

 娘は、食べていたパンを皿に置くと、ティッシュで手を拭き、手紙を開ける。

 封を開け、中の手紙を開く。そして、その手紙には、優しくも綺麗な字でこう書かれていた。


 

 

『拝啓、あなたの見る世界が、どうか光に満ちた世界でありますようにー』

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ