絶体絶命!?
一部、修正しました。 竜→龍
龍は、わし。 創造神は、ワシ。
なんか龍が釣れたんだけどw
「「お主か!人間の子よ」」
待って待って普通にやばいんだけど。
「違うんです!その、腹が減っていてわざとじゃないんです」
「「何!?わしを食おうと言うのか!」」
全然違う意味に捉えている!
「待って。誤解です!」
「「うるさい!死ねぇぇぇぇぇ!」」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」
(なんだあの馬鹿げた威力は!当たったらひとたまりもないぞ)
「「これを避けるとは、お主なかなかやるな。では、これならどうだ?」」
ズドォォォォォォォォォォン
(何が起きた?翼を一振りしただけで周りの木々が吹っ飛んだ!?やばい今まで体力の三分の一を持っていかれた!)
「「ほぉう?今のを受けてまだ生きているとは。お主、見かけによらず頑丈じゃな」」
「そりゃどうも」
(クソッ!このままじゃ埒があかない!何か相手の弱点を見つけないと)
バンッ! バコッッ
(こうなったら強行突破だ!)
「うおぉぉぉぉぉぉ!!」
「「いつ、わしの攻撃が、それだけと言った?」」
「しまった!」
「カハッ!!」
俺は投げ飛ばされ、ボールのように弾んでいく。
「まじ……………かよ」
(クッッ!自分としたことが爪の攻撃を考えていなかった!)
「「お主は、人間にしてはやった方だ」」
(あーあ。ここで終わるのか、俺の第二の人生。今思えば、いろんなことがあったな………母親に自分の顔が憎いと言われたり、高校生になって、より健と香澄以外に避けられるようになったり………………………それでもやっと自分が、小さい頃から憧れていた異世界に来ることができたのに。こんなところで諦めてたまるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!)
「おぉぉぉぉぉぉぉぉお!!」
ビリビリビリビリ
(何だこれ?まぁ分かんねぇけど力が溢れてくる。これならいける!)
「「な……何だ!お主、その光は!」」
「分かんねーよ!けど、今の力ならお前を倒すことができる!」
「おらぁぁぁぁぁぁぁあ!」
バコッ ゴキッ
「「ぶはっ!!」」
[馬鹿な!人の子である人間がわしに傷をつけるなど!]
「分かったぞ!お前の弱点!」
(あいつは、俺が尻尾を攻撃しようとした時、頭を伸ばしてでも守ろうとした!あいつはあそこを切られたら、しばらくは動けないはずだ!)
(ここで、決める!!)
「創造スキル発動!」
[くっ!間に合わない!せめて尻尾にだけ魔力を集め防御を!]
「チャージMAX!これでもくらえぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!」
「時空の狭間!」
[まさか、これほどとは………………見事だ。人間の子よ]
「勝っ……………た」
ドサッ
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[何だ?あの人間は。人の身でありながらわしの攻撃を喰らっても立てるなど……ありえぬ!]
[一度ならまだしも二度喰らってもわしに立ち向かうなど!到底、人間の子には不可能だ]
!?
[真正面から突っ込んでくるとは……………悪足掻きか?まぁ構えるに越した事は無い]
そして時は流れる。
[馬鹿なっ!何だ、あの光は?この誇り高き龍であるわしが人の子の力に怯えるなど…………そんな事は、決してあってはならぬ!]
[何っ!?弱点である尻尾がばれただと?…………こうなったら最終手段だ!すべての魔力を尻尾に溜めあやつが切り損ねたところを狙って殺す]
「うぉぉぉぉぉぉぉぉお!!」
「「おぉぉぉぉぉぉぉぉお!!」」
[まさか、このわしが負けるなど……………」」
ドシンッ
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〜神界〜
「「おぉぉ!!何と……真司殿あの龍に勝ってしまうなど………………あっはっはっ、何とまぁ。真司殿はワシの想像の斜め上をいきおるわい」」
「笑い事ではありません!創造神様!あの子がもし死んでいたらどうするつもりだったんですか!」
「「まぁそう怒るでない。イザベラよ。あの子が本当にピンチだった時は助けるつもりじゃたよ」」
「本当ですか?」
「「うん…………多分」」
「はぁ〜〜〜」
(なんで創造神様は、こんなにもヤンチャなんでしょう?これでは私の身が持ちません)
「「何にせよ、あの子は本当に凄いのう。あの短時間でもうあの力を覚醒させるなんて………………いやはやワシも少々びびったわい」」
「それは私も同感です」
「「おぉ!イザベラもそう思うかい」」
「はい。あの子の力は、強大過ぎです」
「「そうじゃな。成長速度十倍に経験値??倍か………」」
その日の神界では、真司の話が神達の間で話題だったと言う。
最近、用事があり投稿が遅れてしまいました。これからは毎日投稿をしていきたいと思います。