初討伐!?
「ふぅ〜〜」
結構歩いてきたな。異世界だからかいつもは疲れそうな道のりが楽に感じる。この調子でどんどん進もう。
「うん?」
これは気のせいか?今俺の目の前に神々しく光っているキノコがあるような気がするのだが。
「ゴシゴシ」
目を擦ってみる。視線を前に向けるもやはり光っているキノコがある。
「そういえば神様にもらったスキルにたしか鑑定スキルがあったっけ?」
(ステータスオープン)
「あ…………あった」
ポチッ
「えっと……………鑑定の使い方は、鑑定が行いたいものに鑑定と念じる………か」
「じゃぁ…………このキノコを鑑定してみるか」
(鑑定)
「えっと………なになに?」
黄金のキノコ Sランク
どんな病にも使用すると一瞬で治ることができるキノコ。生でもいけるが恐ろしく不味い。そのため刻んだりして他のものと一緒に食べる事を進める。見つけることが難しいため高値で取引される。
「もしかしてこれって……………やばい物を見つけちゃった感じ?」
ラッキー
「そういえば入れる袋がないなぁ。そうだ、あのスキルを使ってみるか」
えっと………頭の中で思い浮かべて
「スキル 創造!」
ポンッ
「できた」
クラッ
(うぅ……………気持ち悪い。魔力を使いすぎた)
「おぇぇぇぇぇ」
「ふぅ、スッキリしたー」
俺が作った袋はこれ。いわば収納袋。袋の中を別空間にして広くしたもの。しかも時間が止まっているため腐る心配は無い。取り出したい時は取り出したいものを念じると取り出すことができる。
「これ作ってみたかったんだーー。さて、入れてみるか」
「おお!!スゲ〜〜」
これで入れ物に関しては問題なくなったな。早く王都まで急ごう。
ガサッガサッ
「?」
(なんだろう?慎重に近づいてみよう)
「あれはもしかして……………間違いない!異世界定番のゴブリンだ!!」
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(うかつに近づいたらダメだ。数は一、ニ………… 六体か)
どうしたものか。うん、ここは一気に魔法でやってみるか。遂にこの時が来た。異世界は魔法だ。少し恥ずかしいが………………よしっ
「創造魔法!風の刃」
「ギャァァァァァ」
「えっ」
真っ二つにするつもりが全部弾け飛んでしまった。
「うっ」
これからは注意しよう。そうだゴブリン達が持っていたアイテムの回収をしなきゃ。
「えっと」
回収できたアイテムは、片手剣と通貨だ。武器がなかったためこれはありがたい。そしてもう一つは通貨だ。鑑定した結果俺が向かおうとしているアレーヌ王都の通貨だった。
「このお金はどのぐらいの価値なんだろう?」
(ギルドに行ったら聞いてみるか)
「そういえば、戦う前より体が軽い感じがする」
もしかして
(ステータスオープン)
アリムラ シンジ Lv 30
種族 人間
体力 3800
筋力 1200
魔力 1800
耐性 2200
敏感 2500
スキル
成長速度10倍 経験値??倍 マップ 創造神の加護
称号
転生者 創造神の子
「えっ!ゴブリンを六体倒しただけなのにレベルが30まで上がっている」
この経験値??倍のスキルが気になるな。
「まぁ、今はいいか」
「王都まであと八十キロメートルか〜」
頑張ろう
その後もいろんなモンスターに襲われたが片手剣を振り回してたら相手が倒れていたので死なずに済んだ。
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モンスターの大群を見事に倒しきったシンジは大きな湖に着いていた。
「腹が減ったなぁーー」
「創造!釣り竿」
「えいっ」
ポチャン…………………ズシン
「おぉ!キタキタ」
「なかなか引きが強いな」
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
ザパンッ
「「誰だ!!ワシの眠りを妨げる奴は!」
えっ
ドラゴンが釣れた!?
1月10日に2つ上げる予定でしたが遅れてしまい1月11日に上げる事になりました。遅れしまい申し訳ございません。