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あゆみ

作者: 卅日 丰

 この世界には2種類の人間がいる、と言うのならば、わたしとあなたは別種なのでしょう。



 性別も性格も、趣味も仕事も、産まれた場所や住んでる地域も、なにもかも違いました。



 些細なことでさえ、同じだと言えるものはありません。そんな自信も持てません。



 本当なら、知り合うことは愚か、袖振り合うこともないくらいの共通点のなさ。それくらい遠い二人です。



 なのに、確かに出会い、こうして今に至るのですから、不思議なものです。



 寧ろ、なにもかも違うからこそ、こうしているのかもしれませんね。感慨深いです。



 ……あら、もうそろそろ時間ですね





 今日、わたしは一つ、あなたとの共通点を貰います。





 さあ、鐘が鳴りますよ。行きましょうか。



 これは一つの終着点であり、全ての始まりです。



 これからもよろしくお願いしますね、あなた。



 末永く。いつまでも。

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― 新着の感想 ―
[一言] 「歩み」でしょうか。 とても初々しくて幸せな気持ちにさせてくれる詩です。
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