王国ラムライズの女傭兵
自分は小説は見るだけで、「書いてみよう!」ってなった事がなかったんですが、友人が書いているのをみて、やってみようかなぁ...って気になったので書いてみました。
正直言っちゃうと誰一人見る人がいないんじゃないか...って思ってますけど、別にいいです。
自分は考えつくままに書いてみるだけなので...
でも、見てほしいな...なんて思っちゃったりして。
「はぁー...」
女が大きなため息をついて手頃な岩に腰掛けている。
「何かこう...いい事ないかなぁ…」
女は続けてまた、ため息をついた。
カーラ、それが彼女の名前だ。
彼女は王国ラムライズで傭兵をしている。
傭兵といっても、王国周辺にいる魔物を倒す訳ではなく、薬草を取ってくるばかりで暇なのである。
別に魔物が怖い訳ではない。
ただ、仕事が回ってこないだけだ。
「私も魔物退治の仕事がしたいなぁ...」
薬草取りが終わったカーラは休憩がてらにぼやいている。
「あーーっ!空から依頼書でも降ってこないかなぁーー!」
彼女が大声を出して憂さ晴らししていた瞬間だった。
そう、まさに一瞬だった。
轟音とともに、近くにある森に何かが「落ちた」
「うわぁ!?」
森の近くにいる彼女が驚かないわけが無い。
「一体何が落ちたんだろう...?」
この出来事で彼女の運命が大きく変わるなんて、知る由もなかった。