6話 伊達政宗逮捕!?
「殿ーーーーーいけませんよ...訪問者に...あの...その...股を見せるのは...。」
家来が、大声で叫んだ。
「大樹、どうなってる…?」
「大輔、まだ裸だ。家来が、隠しても追い払ってる...。」
家来たちが、躊躇していたが、やっと取り押さえられた...。
「申し訳ございません。訪問者様、私が、家来の池田真盛でございます。以後お見知り置きを。」
そう言うと、大樹は、目を光らせ、笑っていた…。
「おい、大樹どうした...?不気味な笑い方してるけど...?」
「あっごめん!チョットした想像をしてた…。」
大輔は、何を想像したのか、聴こうと思ったが、失礼だと思ってやめた。
「大樹様とそちらの方は?」
「大輔です。よろしくお願いします!」
「大樹様と大輔様ですね。要件はわかっております。
条件を変えて頂いたのですが…。よろしかったでしょうか?」
「え、なにそれ?知らない。」
二人は、声を揃えて池田真盛に聞いた。
「伝わっていないのですか!?」
池田真盛は、驚き、独り言をブツブツと言っていた…。
「では、説明をさせていただきます。大輔様には、伊達家の養子になっていただきます…。」
「いきなり、なんだ...。って、えーー!!!」
養子にな、る...。
「は、なんで大輔が、養子になるんだよ。」
「伊達政宗様が、お嫁を貰っても何故か、赤子が出来るも、流産でして...。
あなた方に養子になっていただき、魔王 織田信長を討伐するのです。」
どうやら、この世界は、魔王に支配されて自由があまりないようだ。
「はあ、いいですよ。」
「いいのですか?では、決闘で決めさせてください!」
数時間後
「大輔様、準備は、よろしいですか?」
「はい、行けます。」
大輔は、幻影を 取り、目を光らせていた、池田真盛を睨んだ。
「では、大輔様対、池田真盛の決闘です。
いざ、尋常に勝負!!」