第一話 そこは、訳もわからない、戦国時代だった…
「ここ、よくテストに、出るぞ。」
今は、社会の時間だ。
だるい寝むたい
「おい、大輔寝るんだったら、テストで100点取れよ!」
こいつは、毎日、注意ばかりしてくる...
「すいません、寝ないように気を付けます…。」
「そうやって、いつも、いつも、寝てるじゃろ!いい加減にせい!」
そして、反省文を書かされた…
「よし、今日は、大輔寝てないな!よし、寝ずに準備万端だな!」
やっぱり、眠い...あと...45分、まだ、5分しか、たってない…
よし、5分寝ようかな…!
「ってあれ?」
「俺、教室で、寝てたはずなのに…なんでこんな所に、いるんだよ…」
その横に、amuron、という箱があった…
開けてみると、
そこには、手紙と、鎧兜が入っていた…
手紙には、こう書かれていた…
「やあ、大輔くん、私は、まあ…覆面仮面とでも言っておこう!」
「大輔くんに、優秀な装備を渡そう。この世界で、生き残る為にね!」
「これのことか…?」
なんだよ?この装備...この世界は、なんなんだよ…。
「この刀には、とても強いと言う噂が、あるらしいよ。」
「この刀は、なんでも、名刀幻影、龍を焼き斬ったと言われてる刀だ。」
どうやら、この世界では、戦うことがあるようだ...。
「おい、福万仮面」
「違うよ、福万じゃなくて覆面だよ…。」
どうしたら、間違える…
「覆面仮面、ここは、何処だ?」
「いずれわかる。」
「それより、これ重いんだけど…どうにかなんないの…?」
それは、みんな思ってる事だ。
「あ、それは、刀は、腰にかけておけば、収納が楽だよ…収納の時は、納刀って言えばいいよ。」
「納刀!!」
「出す時は…えっと…あれ?えっと…ほ!あった!抜刀って言えばいいらしい。」
なぜこんなにも…自信が、ないのか...。
「なんで、自信が、あまりないんだよ…。」
「ごめんね説明書、見てるから…。」
おいおい、こんな奴、ちゃんと、仕事できるのか…?
そう思った時、
「今から君は、伊達政宗って人のとこに行くよ…。」
いきなり仕事だ、みたいに、言われてもすぐに「はい、わかりました。なんて出来ないんだけど」なんて思いながら…出発した...。