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俺は彼女たちから逃げられない。  作者: 石田未来
第三章 GWは人々の心を踊らせる
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第三章Ⅵ お礼を受けちゃうGW4日目 中編

 盛大にお腹の虫が鳴った里緒を笑いつつ、駅前のレストラン街へと来た2人は、どの店にするか決めていた。


「里緒はなに食べたい?」


「えっとね…。ファミレスかな?」


「ファミレスでいいの?」


 特に捻りのない普通の回答に少し驚いたが、茜自身も食べることができればどこでもよかったため、近くにあったファミレスへと入ることにした……。


 ブーン……


 自動ドアが開き、カウンターにいた女性の店員がこちらへとやってきた。


「いらっしゃいませ!お客様は2名様ですか?」


「はい。2名です。」


 店員からの質問に茜が答えた。レストランの内部を見るとまだ昼前であったため、そこまで人はいなかった。

 しかし、ノートPCを使っている若者やトークに花を咲かせているJKのグループやOL女性のような人たちが食事をとっていたりしていた。


「禁煙席と喫煙席どちらになさいますか?」


「じゃあ禁煙で…いいよね? 禁煙で。」


 禁煙席か喫煙席を選択することに隣にいた里緒に意見を求め、コクリと頷くと、禁煙席へと座ることにした。

 禁煙席は、読んで字のごとく誰も喫煙しておらず、子供連れの親子や、女性たちが圧倒的に多かった。

 席に座った茜と里緒は早速立て掛けてあったメニュー表の料理に目を留めた。


「俺は何にしようかな……。里緒は決まった?」


 定食やハンバーグ、ステーキ、パスタなど豊富な種類の料理が載っていたが、どれも美味しそうであり、茜は迷っていた。

 そんな茜は、正面を見ると目を輝かせて料理を見ている里緒の姿があった。かなり楽しそうで、見ているこっちは話しかけるのが申し訳ないほどであった。


「え?あ!えっとね…。私はこのミートソースパスタでいいよ?」


「え?でもこれってあんまり量多くないよ?」


「い、いいの!あんまり食べ過ぎても動けなくなるし……。」


「そ、そう?なら、俺は鉄板ハンバーグとライスにしようかな。」


 茜に急に話しかけられた里緒はビクッ軽く驚いた。そして、料理を選ぼうとするが、茜の顔色を伺ってミートソースパスタを選んだ。

 しかし、本人はどこか満足をした表情はしておらず、少しだけ沈んでいた。

 茜の方はと言うと、鉄板ハンバーグにライスを頼むことにした。


 ピンポーン……


 テーブルにあったインターホンを押すと、先ほど席を案内した女性店員がやってきた。


「ご注文の方をお願いします。」


「えっと、鉄板ハンバーグとライスを一つにミートソースパスタを一つで。」


 茜は男らしく、自分の注文だけではなく里緒の分の注文も一緒に店員へと伝えた。

 こういうこまめな気配りができるところは茜が女性にモテるというところかもしれない。まぁ、優柔不断なダメな部分もあるが…。

 注文を受けた店員はオーダーを繰り返し確認して、席を後にした。


「本当にパスタだけで足りる?あんなにお腹の虫盛大になってたのに…。」


「も、もぅ!そんなこと言わないでよ!恥ずかしいから…。」


「ごめんごめん。つい。」


 先ほどぬいぐるみ屋で聞いた聞いた人皆振り返りたくなるような音を鳴らしてしまった里緒恥ずかしそう顔を赤らめていた。

 そんな里緒に茜はつい意地悪な笑みを浮かべてしまった。こういうところはデリカシーが足りていない気がする。


「それにしても里緒の服装改めて見るけど可愛いね。」


 まじまじと里緒を見ていて、素直な感想を口にした。里緒の服装というのは、クリーム色のボートネックのワンピースに黒のストッキングにヒールというものであった。

 顔は決して厚化粧ではなく、薄く自然なものであり清楚に感じた。

 それに彼女自身が大和撫子のような雰囲気を漂わせており、華やかすぎない美しさがあった。

 もちろん、柚月がこの発言を聞いていたらタダでは済まされないと思うが。幸い今は柚月の姿はどこにもなかった。


「うん…え!?そ、そう?なんだか面と向かって言われると恥ずかしいよ…。」


 想い人である茜に褒められたことは素直に嬉しかっただろう。

 しかし、まじまじと自分の姿を見られてことに恥ずかしさを感じた里緒は先程にもまして顔が紅く染まり下に俯いていた。


「いやいや、よく似合ってるよ。可愛いと思う。」


 茜も里緒の姿を見て一種の緊張を抱いていた。彼女である柚月とはまた少し違った雰囲気の彼女に少し惹き込まれていたのだ。

 そして、またもや可愛いと言われた里緒は少しグレーな質問を茜に投げかけた。


「本当?それって柚月さんよりも可愛い…?」


「え…?そ、それは…その……。なんというか……。」


 思わず口を濁した。というよりも死んでもいうことができなかった。ここで柚月といえば、里緒はおそらく沈んで暗い顔をしてしまうと思うし、仮に里緒と言ってしまえば、柚月への罪悪感を抱くことになり、茜にとっては心苦しかった。

 里緒の真面目な表情は茜にとって耐え難いものであった。私を選んで?と言わんばかりの表情に、つい里緒であると言ってしまいそうになった。

 そんな時に一つの救いが、茜へと舞い降りた。


「お待たせしました。ミートソースパスタと鉄板ハンバーグにライスですね。」


 女性店員が先ほど注文した料理を持って再びやってきた。今この状況を逃げる上ではとても都合の良い出来事であった。


「あ!料理も来たことだし、食べよ!?」


「え?あ、そうだね。食べましょう…。」


 料理が来たことによって聞きたいことを遮られ、少し不満げな顔をしていたが、料理がきてしまったこともあり食べることにした。

 茜の鉄板ハンバーグはジュージューと音をたてており肉汁が程よくでていた。

 そして里緒の頼んだミートソースパスタは茹でられたパスタに惜しみなくかかったミートソースにほんのりとチーズの香りがしてなんとも食欲をそそった。


「「いただきます!」」


 2人はそれぞれの料理に手をつけていった。


「うん、美味しい!肉汁がたっぷりだし何より肉がぎっしり入ってる。」


 頼んだ鉄板ハンバーグを一口サイズに丁寧にきりご飯と一緒に口へと運んでいた。見た目通りの美味しさを感じていた茜は里緒の方を見た。

 しかしそこには驚くべき光景が広がっていた。


「じゅるるる〜〜じゅるる〜〜!!!!はぁ。美味しかった。」


「あ………。」


 そこそこ量のあるパスタを2すすりで食べるという里緒の姿が茜の瞳に写っていた。

 そのあまりに人間離れした技に茜は口を大きく開き唖然としていた。

 食べたというよりも、ブラックホールにパスタが飲み込まれて言ったように見えた。


「ふぅ……。ん?あ…。その違うの!思ったより量が少なくてね?すぐに食べ終わっちゃったの!!」


「いや、そこそこあったよね?」


 茜の言う通り量はそこそこあったのだ。もちろん女性が二口で食べ終わるような量なはずがない。

 それなのに里緒はその不可能にも近い技をやってのけた。

 しかし、茜の方はあまりにも衝撃的な出来事であったためか軽く引いていた。


 グルルルルル……


「あ!ち、違うのよ!?これはそのなんていうか……いろいろと…。」


「もしかしてまだまだお腹空いているよね?」


「う……。はい……その全然足りませんでした…。」


 その音からわかるように彼女にとっては、まだまだ腹1分目ですらなかったのだ。

 彼女は先ほどと同じように恥ずかしさで、顔はりんごのようになってしまい両手で隠していた。

 しかし、茜も流石に考慮したのか、決して笑わずに里緒の方を見た。


「お腹すいているなら食べていいよ?」


「その…お金が…もうあまりないの…。」


 どうやら、注文をあまりしなかった理由はお金が足りないからであったようだ。

 おそらく、茜に贈ったライオンのぬいぐるみが思ったより、お金を喰っていたからだろう。

 茜は先ほどのライオンのぬいぐるみを貰ったことを思い出した。それでお金が減ったのだとしたら、こちらもお礼をした方がいいだろうと思った。

 そこで両手で顔を隠している里緒に優しく語りかけた。


「よかったら俺がだすよ?さっきライオンのぬいぐるみ貰ったしさ。」


「で、でもお金が無くなっちゃうよ?」


「ん?いやいや、結構持ってきてるから大丈夫だよ?」


「いや、そうじゃなくて…。」


 里緒は何か言いたげだったが、恥ずかしさでいうことが出来なかった。

 結局、何度も断るものの、強く勧める茜の言葉を渋々ながらも受け入れることにした。

 しかし、これは茜にとってある意味地獄の始まりのようなものであった。


「鉄板ハンバーグにフライドポテトに唐揚げ定食とチョコパフェにあと、サイコロステーキで」


「は、はい。かしこまりました…。」


 再び注文を受け取りに来た店員は注文を受けていたが、茜と同じように引いていた。

 本当に頼むの?と言いたげな表情だが、店員である立場からそんなことは言えなかった。

 そして注文を取り終えた店員は厨房の方へと向かっていった。

 店員が行ったあと2人の間の空気はなんとも言えないような空気になってしまった。


「結構えぐいこと…するね?」


「だ、だって茜がいいって言ったもん!」


「確かに…確かに俺はそう言った…。でもさ、流石に頼みすぎない!?」


 茜は内心泣きそうになっていた。確かに奢ると言ったものの、まさか、あれほど頼むとは思わなかったのだろう。

 そしてある一つのことを思い出した。以前彼女と一緒にご飯を食べた時に、重箱のような弁当箱を持ってきたことを。

 まさかその伏線が今回収されるとは…。

 しかし、言ってしまったものは仕方が無い。ここで無理なんて言ってしまえば、男らしくはない。

 茜は改めて腹を括った。彼女はとんでもないことをやらかすと…。



 ――――――――――――――――――――――――

「ありがとうございました…。」


 店員が深々と頭を下げて見送った。そしてその2人は全く正反対の顔をしていた。

 茜はまるで魂が抜けたように生気のない顔をしていた。一方の里緒の方は、お腹をさすり満足な顔をしていた。

 しかし、先ほどあれほど食べたにも関わらず、お腹は全く出ておらず、抜群のプロポーションを保っていた。彼女のお腹は本当にブラックホールではないかと、疑いたくなった。


「ご、ごめんね?流石に食べすぎちゃった…。」


「いや、いいよ…。男に二言はない。」


 茜の方をチラッと見て申し訳なさを感じた里緒は謝った。

 しかし、茜は気にしていないような顔を無理やり作っており、彼女を心配させまいとした。

 だが、あまりに高額の支払い金額に顔は引きつっていた。


「じゃあ次はどこ行く?と言ってももうほとんど金ないけど…。」


「あ、いいところ知ってるよ?ワンコインあれば大丈夫だよ?」


「それぐらいならあるけど…。」


 幸い、財布の中にはまだワンコイン程度ならばあった。

 しかしワンコインで果たして楽しめる場所があるのか?仮にあったとしてもゲーセンくらいだろう。

 それでも茜は里緒についていくことに決めた。

 レストラン街からまっすぐ行くと今度はアーケード街が現れた。

 いろんなお店があり、古き良き街並みのような感じがした。

 そしてそのアーケード街を進んでいくと、裏道のようなものがあった。


「ここをまっすぐだよ。」


「ここを?」


 茜はその裏道を見ると少し狭くなっていた。本当にここにそんなものがあるのか?と疑いたくなったものの、里緒はそのまま進もうとしていたため、ついていくことにした。


「ここら辺は昔ね、お店があったのよ。でもアーケードが出来てから溢れちゃって、ほとんど閉まっちゃったの。」


「そうなんだ…。でもなんだろう、懐かしい雰囲気が…。」


 古い街並みであるものの、どこか懐かしい雰囲気を醸し出していた。しかし、その懐かしいという意味は、ただ古臭さから感じたものではない。

 何か昔来たことがあるようなそんな感じがしていたのだ。

 2人はまた少し歩いていくと、こじんまりしていた駄菓子屋だった。


「あ、ここだよ!この駄菓子屋!」


「へぇ〜、こんなところに駄菓子屋があるのか…。」


「はいろ?」


 里緒が茜の方を見た。何かを訴えるような目に、とりあえず入ることにした。


 ガラガラ……


「いらっしゃい……おや?里緒ちゃんじゃないか?」


「こんにちはおばあちゃん。」


 扉を開けると、折りたたみ式の椅子に座っている少し腰の曲がったお年寄りの女性がいた。

 里緒を見るや顔が笑顔になり、里緒の方へとやってきた。

 そして、里緒を見ると今度は茜の方を品定めをするかのように見た。


「ん?この子のは…里緒ちゃんの彼氏さん…かいな?」


「いやそうじゃなくて友達ですよ?」


 どうやら里緒の彼氏だと思い込んでいるようだが、茜は冷静におばあちゃんの質問に答えた。

 それを聞いていた里緒は、少しムッとしており不満げな顔をしていたが、すぐに表情は戻った。


「そうかい、そうかい、今日は何か買いに来たのかい?」


「うん、駄菓子を買っていこうと思ってね。」


「そうなら、ゆっくりと見ていきなさい…。」


 そう言うとおばあちゃんは再び折りたたみ式の椅子に座って2人を見守っていた。

 茜はおばあちゃんを見ていたが、ふとあることを思った。


「どっかで見たような…。」


 茜は少し考えた。どうやら昔に見たことがあるらしい。しかし記憶というものは時間が経つにつれてどんどん薄れていくものであり、思い出すことはできなかった。

 それにこの駄菓子屋も何故か来たことがある気がするのだ。記憶がなくても何となくわかるのだ。

 少し険しい表情をして考えていた。そんな茜に里緒は駄菓子を見ようと、手招きをしてきた。

 声をかけられたため、考えるのは一旦辞めにして駄菓子を見ることにした。


「ほら見て、きなこ棒だよ?美味しそう。」


「本当色々あるね。すごいや…。」


 あっちこっち見ると、様々な駄菓子が置いてあり、中には誰もが懐かしむような、ものまでたくさんあった。

 その他にもベイゴマやけん玉なんかも売っていた。

 そんな商品を2人で見ている中で里緒は茜にふと、話しかけてきた。



「ここね。また茜と来たかったんだ…。」


「どうして?」


「まぁ、いろいろ(・・・・)とね。」


 彼女の言葉に疑問を抱いた。発言からしてみると、まるで1度この駄菓子屋に来たことがあるようであった。

 しかし茜にしてみれば、懐かしいとは感じるものの、全く記憶にはなかった。それにも関わらず、里緒は「また」と言ったのだ。

 彼女の真面目な表情から決して嘘をついているとは思わなかった。

 だからと言って本当なのかわからなかった。


「いろいろ?」


「うん、そうだよ。」


 里緒はただ相槌をうって、茜の顔を見るだけであった。

 気になったものの、あまり深く追求はせず、再び買い物をすることにした。

 そして、駄菓子を選んでおばあちゃんにお金を渡すと、店を後にしていった。


「さて、もうそろそろ、帰ろうか?」


「うん、そうだね。でも帰り道でよってほしいところがあるの。」


 里緒は最後に一つよりたいところがあると行ってきた。でもこれ以上は歩き回ると夜になってしまいそうだったので、どこに行くか里緒に尋ねた。


「どこ行くの?」


「ここら辺ではないのけど…。でも本当についてきてほしいところがあるの!」


 最後のところをやけに強く強調した。今日1日散々歩き回ったが、最後にまだ一つ行きたい場所があるのだと言う。

 だが、茜は嫌な顔はせずになるべく早く終わらせた方が思い、里緒の願いを受けいれることにした。


「分かった。じゃあなるべく早めにいこうか?」


「うん!ありがとう!」


 里緒はその最後の目的地の道案内をし始めた。どうやらここら辺ではなくて商店街やレストラン街を抜けた所であるといった。

 2人は並んで今までより少し急いで歩いていった。


「あれ?あれって…お兄さん?でも横にいるのってお姉ちゃんじゃない…。どうしてだろう?」


 早歩きで歩いていく2人を少し遠目で見ていたのは、茜の彼女である柚月の妹の観月であった。

 制服の姿であるところを見ると恐らく部活帰りだと思われた。横には友達らしき女子生徒もいた。


「どうしたの観月?ん?あれって2年生の加賀美先輩だよね?あの弓矢の皇子の。それにあれは…彼女さんかな?」


「いや、多分違うよ。お兄さん…加賀美先輩の彼女はうちのお姉ちゃんだもん。」


「え!?そうだったの!?知らなかったよ…彼女いたんだ…。なんかショック…。」


「どうしてだろう……。お兄さんがお姉ちゃん以外の人といるなんて…。」


 2人はレストラン街を去っていく2人を見えなくなるまで見ていた。

 そして、観月は異様な事態に思考を巡らしていた。茜の彼女は姉である柚月であるが、今さっき見た茜の横にいたのは全く別の女性であった。

 茜が彼女もちだと知るやいなや、軽く絶望している友達の横で観月はただならぬことにただ呆然と見ることしかできなかった。

 しかし、観月にこの姿を見られたことにより後にとんでもない事態(・・・・・・・・)を招いてしまうことに、茜はまだ気づくことができなかった……。




 ――――――――――――――――――――――――

 もう日も沈んでしまいあたりはすっかり暗くなっていた。

 それでもまだ里緒のいう目的地につくことができなかった。


「まだなの?」


「もう少しでつくからまって!」


 かなり歩いたことによって足はもうパンパンに張っていた。これ以上歩いたら、どうにかなってしまうのではと思うくらいだった茜は里緒にあとどれくらいかかるかを聞いた。

 里緒はそんな茜にエールを贈るような表情をして鼓舞させていた。

 そしてもう少し歩くと……。


「ここだよ!ほら着いたよ!」


「こ、ここって…。旅館?」


 里緒が指を指した方向を見ると明るい光が窓から漏れている華やかな旅館があった。

 そしてよく看板を見ると、そこには「松枝旅館」と書いてあったのだ。


「最後の御礼に今日1泊無料で泊まっていってよ?」


「なん……だと?」


 里緒のあまりに珍妙な発言に思わず普段口にしないような台詞をつい言ってしまった。




 果たして茜は里緒に勧められた旅館1泊をするのか……?






なんと里緒の実家である旅館に1泊誘われちゃった茜ですが、どうするのでしょうか?


今回は更新遅くなり申し訳ありません

また次回をお楽しみください。

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