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日常  作者: a.
1/1

six in tha morning

名前は特にない。


1。 ゼロでもいい。


zeroと仲間は呼ぶ。


癖のついたかかとを直しながら、表通りに出ていった。


早朝から町は活気がある。

露店の市場はメインストリートの両側を埋めるし、隣町からも人は流れてくる。


朝の凜とした空気と、空腹を刺激する煙と、四季それぞれの風とが混同する。


この町の匂いだ。


『zero!早いな。寝てんのか?』


この町に越してきて最初に出来た仲間だ。

zeroは缶コーヒーをひょいと放った。


『ジム。調子はどうだ。』


『葉巻もくれよ。』


zeroの稼ぎは葉巻だ。もう3年になる。


ジムは細巻きの葉巻に火をつけると、2度深く吸い込み濃い真っ白の煙を吹き付けた。




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