桃太郎
戦国時代。山に城があった。【鶴丸城】。しかし、兵力はかなり弱く、陥落。燃やされ……。
そんな戦乱の世でも平和に暮らすおじいさんとおばあさんがいた。二人に子はいなく、だが、すろーらいふをえんじょいしていた。おじいさんは山へマツタケ狩りに、おばあさんは川で女子会に。
「うちの孫は東大医学部受かっちゃってー」
「孫はもう結婚したし」
こんな会話に付いていけるはずもなく、おばあさんは水遊びを独りでしていた。
すると、上流から大きな大きな桃が流れてきて、おばあさんはそれを女子会の話題にしようと、皆に見せたところ。
「私にくれ」のラッシュ! たまらずおばあさんは家にダッシュで帰り、疲労骨折で動けなくなりました。そこへおじいさんが帰ってきて……。
「よっしゃ! これで若い娘とイチャイチャできるぜ!」
と、おばあさんを心配し、どうしたものかと考えていたら。冷蔵庫から声が!
「あのぉ〜……」
「だ、ダジャレ!?」おじいさんはパニック!
「こんにちは、ボク、ドラえ……」と、扉を開けながら桃太郎が現れました。