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第48話 地図

「はい、お待たせ! これが地図!」


 食事を終えた後、早速私は押し入れから大きめの世界地図を持ってきた。

 地図をテーブルに広げ、4人に見せる。

 ちなみに叔母さんは、食器を片付けに行った。


「わぁー……これがこの世界の地図?」

「うん、何か違うところある?」

「うーん……ほぼ同じだね」

「ほぼ同じ!?」


 なんと、世界地図とほぼ同じと……リンはそう言った。


「何か違うところは?」

「うーん……国名がちゃうくらいやないか?」

「そりゃそうだ……」


 地球で言う日本がリン達の世界ではサンルート王国って国なのは聞いた、そういえば……。


『あぁ、そういえば言ってなったね、アタシとキセノンって違う国から来たんだよ』


 リンとキセノンはどこから来たのであろうか?


「リンとキセノンの出身国はどこ?」

「アタシは、『ファンスウィン共和国』ってところ!」

「私は……『モーファサ王国』……ってところ……」

「具体的にどのあたり?」


 2人はそれぞれ、自分の出身地である地を指さした。

 まずリンが指さしたところ……北米か。


「共和国ってことは……一番偉い人は大統領?」

「うん」

「選挙とか行われてる?」

「うん……」

「……リン?」


 あれ? なんかリンの表情が暗くなってる?


「……故郷の話、したくない?」

「あ、ごめん! えーっとね、ここは確かに数年に一度選挙が行われてて、偉い人がバリころころ変わるんだよ!」


 ……なんかリン、凄い空元気なんだけど?


「せ、せや! ファンスウィンはそういう国やで!」


 ……何かあったのかな? ラピスもなんか焦ってる感じがしてる。

 あんまり言及しない方がいいのかな? もしかしたら、サンルートに来た理由も、故郷で何かあったからとか?


「じゃあ、キセノンの故郷……モーファサ王国だっけ?」

「うん……吸血鬼が……多く……住んでる……人間も……少しだけ……いる……」


 キセノンが指差したのは、台湾だった。

 なるほどご近所だね。


「瑠璃、キセノンは本当にやばい奴でな、こいつは東側からサンルートに入ってきたんだ」

「……どういうこと?」


 ゴルドの言っている事がよくわからなかった。

 東から? 台湾から日本に入るなら……九州、日本から見たら西から来ている……。

 ってことは、太平洋側から来たってこと!?


「……私……修行のために……西に……ずっと……向かってた……」

「西に?」

「うん……西に……向かいながら……体力と……知力を……つけた」

「それが、修行ってこと?」

「うん……それで……西へ西へ……向かってたら……サンルートに来てた」

「……」


 なるほど、つまり、ここでいう地球一周をしたわけか。

 凄いな……。

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