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第36話 駆除へ

「さて、それじゃ、一旦避難所に行こうか」

「アタシたちも入っていいの!?」

「もちろん、これから同居人になるんだから」

「やったぁ!」


 叔母さんは4人を避難所に入れるらしい。

 大丈夫かなぁ、騒ぎになりそうじゃない?

 まぁ……いいか!


「中に入るのバリ楽しみ~ルリルリ! 案内してよ!」

「いや、ここ私も初めて入るんだけど……」

「じゃあ一緒に探索しよ!」

「私たち避難してるってこと忘れないでね!?」

「え~」


 なんだろう、リンって結構楽観的に考えるんだな。

 変に騒いでも仕方がないってのは分かるんだけど……。

 ……と、その時、学校からさほど遠くないところから、魔法陣が現れ……そこから一本の塔が伸びた。

 これって……。


「……ダンジョンだ! ルリルリ! 行こう!」

「えぇ!?」

「大丈夫、私たち5人なら余裕だよ!」

「ちょちょちょっと!」


 リンはカードを取り出して、腕輪を操作し始めた。


「確かこうだったよね! よっと!」


 リンは再び……戦士に変身した。


「ま、まぁ……すごいね」


 叔母さんは突然変身したリンに困惑した。


「さぁ、皆も!」

「せやな! さっさと終わらせるで!」

「琥珀さん、少々お待ちを、すぐに戻りますから」

「……私も……行く」


 あぁもう! 私も行かなきゃ!


「叔母さん! ちょっと行ってくる!」

「瑠璃ちゃん、どこ行くの!?」

「ちょっと……あのダンジョンを潰しに!」


 私は腕輪を操作し、カードをかざした。

 そして……赤い戦士に変身した。


「ま、まぁ……瑠璃ちゃん?」


 叔母さんは困惑の声を上げる……ま、叔母さんのためにもさっさとダンジョンを消しに行きましょうか


「叔母さんは避難所に行ってて! 皆、行こう!」

「ルリルリやる気だね! アタシも頑張っちゃうよ!」

「よっしゃ、ほな行くで!」

「うおおおおおおお! 琥珀さんのために頑張るぜ! 燃えてきたあああああああ!!」

「……決めちゃうよ」


 私たちは気合を入れ、ダンジョンへと走り出した。

これにて第一章は完結です、第二章もお楽しみに。

「ここが良かった」「ここが気になった」などございましたら感想欄へお願いいたします。

また、少しでも面白いと思ったら、広告下の★評価、ブックマークよろしくお願いいたします。

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