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現代にダンジョンが現れたので、異世界人とパーティ組んでみた  作者: 立風館幻夢
第12章 戦いの結末は、探索者たちが決める!
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第294話 宣戦布告

「なんやろ、なんか騒がしいなぁ」

「うん……なんか……大慌て……」


 異世界人たちも、その様子が普通ではないことが分かった。

 アナウンサーは原稿を整え、それを読み上げた。


『そ、速報です! さ、先程、ぼ、防衛省より……い、茨城県神栖市及び千葉県銚子市が……『海底帝国ラブカルド』を名乗る集団により、占領されたとの情報が入りました! げ、現在両市内の様子は、全くもって把握できておりません!』

「な、なんだい!? せ、占領って……」


 琥珀は、ニュースではまず聞かないであろう「占領」という言葉に驚愕の声を上げた。

 ……一方で異世界人たちは、別の言葉に注目した。


「「「海底帝国ラブカルド!?」」」

「これは……どういう……こと?」

「ど、どうしたんだい、みんな……」


 琥珀は、今まで見たことない同居人たちの姿に、さらに驚きの声を上げた。


「しょ、諸君、どうかしたのか!?」

「な、何かあったんですか!?」

「ダイダイ! リスリス! これ見て!!」


 リンはテレビを指差し、何が起きたかを解説した。

 ニュースを聞いた2人も……リン達と同様に驚愕の声を上げた。


「そんな……馬鹿な……」

「ありえない……あれはもう消えたはずでは?」


 いかいやの居間の中では、アナウンサーの声だけが響いていた。


『く、繰り返しお伝えいたします、防衛しょ……』


 アナウンサーが速報を伝える中、映像に砂嵐が入った。


「な、なに!? どうしたの?」

「琥珀ちゃん……故障?」

「いや、そんなことは……」


 しばらくして、砂嵐が晴れ……暗闇を背景に、耳からヒレの生えた人物が現れた……。


『地球上の生命体に告ぐ……我々は異世界の民、海底帝国ラブカルド……我々が引き起こした地震……そして奇怪な塔……ダンジョンの味はどうだったかな?』


 砂嵐交じりに、映像の中の人物は言葉を続けた。


『……ただいまより我々は、日本国に宣戦布告する……我々はたった今、日本国の街の一部を占領した……我々はこれから……日本国の首都に向けて進軍を開始する……それと同時に……ハワイ島、グアム島をはじめとするアメリカ合衆国に属する島々……フィリピン共和国……フィジー共和国……ツバル……クック諸島……ニウエに向けて進軍を開始する……我々の目的は……世界を統一させること……全ての生命体よ……恨むのなら……異世界の民を呪え……』


 いかいやにいた異世界人一行は、ただ黙ってそれを聞くことしかできなかった。


「ね、ねぇゴルド! リンちゃん! 一体何が何なのか説明してちょうだい!!」


 琥珀の声に、一行は一度冷静になった。

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