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第253話 常連客来店

「みんな帰り道気を付けてね」

「それじゃあ、みんなバイバーイ!」

「気を付けて帰りや!」

「自動車に轢かれないようにな!」

「みんな……じゃあね」


 5人は帰路へ向かう子どもたちを見届けた。


「みんなバリ楽しそうだったね!」

「リンちゃんたちのおかげだよ」

「そうかなぁ?」


 4人は、子どもたちの会話を楽しみ、かなりの時間が経っていた。

 子どもたちが帰った後、扉から3つの影が出てきたのを気づいた。


「こんにちはー!」

「ノン姉ちゃん! 来たよ!」

「こんにちは、おじちゃん!」


 扉が開き、翡翠、碧、銀次の3人が入店した。

 翡翠と碧は銀次を支えていた。


「よう銀次、ここまで大変だったろ?」

「ううん! 2人が支えてくれてたし、足もだいぶ良くなったんだ! 見てて!」


 翡翠と碧が銀次から離れると、銀次はその場で回り、足の回復ぶりを披露した。


「銀次くん、ここまで回復したんだよ!」

「銀ちゃんすごいよね!?」


 翡翠と碧は、まるで自分の事のように銀次を称えた。


「すげぇじゃねぇか銀次」

「おじちゃんのおかげだよ! おじちゃんの言葉でここまでできたんだ」

「フッ、そうかよ!」


 ゴルドは照れ臭くなったのか、顔を明後日の方向へと背けた。


「ねぇノン姉ちゃん聞いて! アタシね! この間の大会で優勝したんだよ!」

「すごいね……碧ちゃん」

「でさでさ! 今度もっと大きな大会あるんだ! 今度違う技の練習したいんだ! 練習に付き合ってくれる?」

「うん……いいよ」

「じゃあ約束!」


 キセノンと碧は、小指を重ね、約束の証を記した。


「ねえおばさん、るり姉は? 紙芝居聞きたーい」

「あぁごめんね翡翠ちゃん、瑠璃ちゃん今、世界を冒険中なんだ」

「そうなんだ……残念だなぁ……」


 翡翠は瑠璃に会う事ができず、落ち込んでしまった。

 残念がる翡翠だったが、ここであることを思い出した。


「あれ? みどりちゃんは?」

「みどりちゃん? 翡翠ちゃん、誰だいその子」

「私たちの友達! ……銀次くん、どこに行ったか分かる?」

「あいつ、照れ臭くなってんじゃない? おーい! 慧!」


 銀次が入り口に向かって叫ぶと……一つの影が、ゆっくりと近づき……そのまま、入り口の扉がゆっくりと開いた。

 そして……リュックを背負った少女……慧が姿を現した。


「こ、ここここここここ、こんにちは……」

「あ、ミドミド! いらっしゃい!!」


 リンは慧の姿を見ると、すぐさま入口へと駆けこんだ。

 翠は、その姿を見て……怯えてしまった。


「ひ、ひぃ!? り、りりりりりりり、リンさん!?」

「会いたかったよー、ミドミド! また占いについて教えて!」

「え、ちょちょちょちょちょ……」


 リンは再会を喜ぶように、慧を抱きしめた。

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