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現代にダンジョンが現れたので、異世界人とパーティ組んでみた  作者: 立風館幻夢
第7章 吸血鬼、日々鍛えてますから!
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第167話 不意打ちと合体

 暗闇の中、空からキセノンを探す。

 ここからなら、すぐに見つかるはず……どこだ? ダンジョンボスみたいなデカブツなら、すぐに見つかると思うんだけど……暗いからか、見つからない……。


『……いた!』

「リン! 見つけたの?」

『うん! そこに飛ぶよ!』

『ウチも見つけたで! はよ行こう!』

『お、おい! どこだよ?』

『ゴル爺! アタシたちについて来て!』


 リンとラピスが目標地点を定め、急降下を始めた。

 私もゴルドと同様、キセノンが見つからない……急降下した際にいるのだろうか?


「……あそこか!」

『うん! ルリルリ! 降ろすから援護してあげて!』

「うん!」


 リンとラピスが私を離すと同時に、目標地点を定めた。

 キセノンは巨大なコボルトと戦っていて、圧倒的に不利な状況だった。

 ここはあのコボルトの背後を取って、不意打ちをしよう! ここは武士道も何もないからね!


「とりゃああああああ!!」


 私は刀を抜き、奴を背後から切り裂いた。

 奴は呻き声を上げ、倒れた。


「キセノン! 助けに来たよ!」

『瑠璃ちゃん……不意打ち……』

「いやだって……キセノンを助けたかったし」

『ふふ……嬉しい』


 キセノンは声を聞く限り大丈夫そうだが、動きを見るに疲弊しているように見える……早いとこ倒さないとね。

 コボルトを迎え撃つために私は再び刀を構えた。


『ノンノン! 来たよ!』

『ここまでよう頑張ったなぁ』

『ふぅ……やっと足が着く……』


 3人も到着し、ここにアナザーワールズが集結した。

 よし! ここは合体しよう!


「私、一回小さくなるね! みんな、時間稼ぎして!」

『うん! 合体するんだね!』

『ここはウチらに任せときや!』


 4人はコボルトに向かって突撃を開始した。

 私は一旦小さくなり、腕輪を操作する。

 ここは……こいつで!

 私は巨大化アプリを起動し、カードを翳した。


<巨大合体 イセカイジン マッシヴ>


 腕輪にそんな表示が出ると、私は再び巨大な鎧武者になる。


『お、おいちょっとまたか!』

『おお……また……合体……』


 鎧武者になった私に向かって、ゴルドとキセノンが接近してくる。

 やがて私は……いや、私たちは、屈強な戦士へと変わった。


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