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現代にダンジョンが現れたので、異世界人とパーティ組んでみた  作者: 立風館幻夢
第6章 さぁ、ファッションショータイムだ!
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第150話 プロになりこそなった

「……にしても、ラピスってダンスにはうるさいんだね、初めて知ったよ」

「当たり前や、『プロ』やからな」

「プロ?」

「正確には、プロになりそこなった……かな?」


 ……なりそこなったってどういうこと?

 私の頭の中に疑問符が浮かんだ。


「ウチもただ遊郭街に過ごしてたわけとちゃう、民族として、やるべきことはやったんや」

「……つまり?」

「あのな、サキュバスっていうのは男の夜の相手をするもんやろ? 夜の相手と言うのは別に寝るだけとちゃう、男を楽しませるのも大事な仕事なんや」


 ……つまりサキュバスは花魁と同じということかな?


「せやから生半可な踊りじゃ、男を楽しませることはできへん、ウチは男と寝ることができない代わりに踊りを一生懸命やったんや……やけど」

「……だけど?」

「男が無理やて、披露する機会は0やったわ」

「ダメじゃん」

「れ、練習では上手く行ってたんや!」

「……ふふふ」


必死なラピス、なんかかわいい。

ラピスは普段は大人っぽいけど、ときどきこういうかわいい一面も見せてくれる。

可憐に舞いながら戦う姿とのギャップがなんというか……惹かれる。

何故だろうか? 出会ってまだそれほど経ってはいないはずなのだが、ラピスは、どこか魅力を感じている。

……リンにも似たような感情を抱いていたのに、私は何を考えているのだろうか? なんて不誠実なんだ、私は……不誠実? なんで私はそんなことを考えているのだろう?


「……瑠璃はん? どないしたん?」

「い、いや、なんでもない!」

「ほんまかいな」

「ほんと!」


 私は思わず、全力で否定してしまった。

 何故だろうか? 恥ずかしいのだろうか? ……よくわからない。


「……お、そろそろ元に戻るで」

「……え?」


 ……ふと周りを見ると、光が私たちを覆っていた。

 そろそろダンジョンが消える。


「ほな、戻ったら美月はんたちに声かけよか?」

「う、うん!」


 ……ラピスとそんな会話をしていると、光が完全に私を覆った。


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