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【転生勇者の野球魂】  作者: 池上雅
第5章 メジャーリーガー篇
94/157

*** 94 『神田メソッド研修会』3 承諾書 ***



「さらにご指摘させて頂くとすれば、皆さんの内多くがトレーニングと苦痛の関係を誤解されています。

 例えばウエイトを使った筋トレは効率的に筋力を上げることが出来ますが、同時に最大筋力を発揮するという苦痛も伴います。

 これによって、皆さんは『苦痛を伴うトレーニングは効果的である』という大いなるカン違いをされているのです。

 そうしてやはり最も手っ取り早く生徒さんに苦痛を与える方法が、『練習中に水を飲むことを禁止する』ということなのですよ。

 まさに無知と不勉強が齎した最悪の練習方法ですね」


((( な、なんだって…… )))




 原宿助教授は再び聴衆を見渡した。


「それでは今から書類を配らせて頂きます。

 これは『研修参加承諾書』になりますが、中に『今後は部活動の練習中に生徒たちに積極的に水分と塩分を補給させます』と書いてございますので、よくお読みいただいた上でご所属とご署名をお願いいたします」


(年配の方が立ち上がって叫ぶ)


「な、なんだと若造っ!」


「このご署名が頂けない場合には、この研修への参加はお断りさせて頂きたいと考えております。

 どうかそのままご退出くださいませ」


「き、キサマ、監督歴30年のこのワシに練習方法を指図しようというのか!

 いいか! ワシはチームを甲子園に3度も送り込み、2人もの教え子をドラフトで指名させた監督ぞ!

 野球をしたこともない若造の指図などに従えるか!」


「その甲子園に出場されたときの結果はいかがでしたか?」


「そ、それは相手が強豪校で……」


「それからドラフトで指名されたお2人は、その後1軍に上がれましたか?」


「い、いや運悪く膝や肘を故障してだな。

 だ、だが故障さえなければ必ずや1軍に上がれていたはずだ!」


「ふう、あなた方はいつもそれで満足されてしまうのですよ。

 甲子園に出場出来れば大成功、生徒さんがドラフトで指名されればさらに大々成功。

 なぜもっと上を目指さないのですか?」


「な……」


「神田くんは中学高校大学と8年かけて『神田メソッド』と呼ばれる練習方法を考案し、それを実践して来ました。

 その目的は、高校時代は甲子園で優勝することであり、大学時代はメジャーリーグで通用する野球能力を身につけることだったのですよ。

 ご存知の通り、両方とも完全に成功していましたが」


「ぐぐぐ……」


「たぶんあなたは無意識のうちにご理解されていたのです。

 水も飲ませない練習方法では、絶対にそれ以上生徒さんの野球能力を上げることは出来ないと。

 まあ当然ですね。

 脱水症状でふらふらになったランナーに、より速く走れるように指導するのはどう考えても不可能ですから」


「な、ななな、なんだと……」


「つまり皆さんは、わざわざ生徒さんに脱水症状を起こさせてブレーキ状態にさせた上で、野球技能向上のための練習をさせていたことになります。

 あの大ブレーキを起こした選手をそのままグラウンドに連れて来て、ノックや投球練習をさせていたのと同じことなのですよ?

 それで野球能力が上がるとでも思っておられるのですか?」


「……あぅ……」


「真夏の練習では最初の1時間ほどしか効果は無く、たとえ日に8時間もの練習をさせていても、そのうち7時間は無意味な練習でしたでしょう」


「だ、だがわしは甲子園に3回も出場した監督ぞ!」


「そのことこそが、日本全国の野球部が同じような愚かな練習をしていることの証左となりましょう。

 だから日本で唯一水分塩分をたっぷり補給しながら練習していた日比山高校野球部が、甲子園で3連覇もしたのでしょうね」


「……あぅあぅ……」


((( 水をたっぷり飲ませると甲子園に行けるのか……

 ならばこれからは生徒たちに毎日バケツ1杯の水を飲ませよう!

 塩は茶碗一杯だな! )))



(神田: やっぱ莫迦だろ↑こいつら!)



「神田くんはわたくしの研究室の研究員でした。

 そうして野球能力向上のための科学的方法を一緒に研究して来ていたのです。

 実は彼は現在メジャーで活躍しつつも、少しずつまた論文を書き始めたために、再度わたしの研究室の客員研究員になっており、わたしがその指導教官になります。

 つまり、あなたの論法から言えば、私の方が遥かに優れた野球指導者ということになりますね。

 なにしろラビッツの1軍と2試合して1本もヒットを打たれなかった選手を指導して来たのですから」


「……あぅあぅあぅ……」



「それではもうひとつご指摘させて頂きましょうか。

 みなさんは『日比山高校の奇跡』という言葉をお聞きになったことがお有りになると思います。

 それまでは地区大会で1回戦負けか良くても2回戦までしか行けなかった都立日比山高校が、突然甲子園で優勝してしまった現象のことですね」


「そ、そのようなことは当たり前だろう!

 なにしろあの神田投手がいたのだからな!」


「それでは神田くんが1年生の夏、なぜ日比山高校は地区大会2回戦で敗れていたのでしょうか。

 申し添えますが、その時点で彼のストレートは時速158キロだったそうですし、あの18色の変化球も会得していました。

 にもかかわらず、日比山高校は地区大会2回戦でコールド負けしていたのです」


「な、なぜだったんだ……」


「それは彼が練習中に水も飲ませず、根性練習ばかりしていたコーチに公然と反発し、何度も強く意見していたために、ベンチ入りすらさせて貰えなかったからだそうです」


「な、なんと愚かな……」


「ですがあなたもご自分の指導に反抗的な生徒さんがいたら、その生徒さんの実力に関わらずベンチ入りメンバーから外していたのではありませんか?」


「あうっ!」


((( 外すな…… 

 ウチの監督だったら俺に反抗した罰だとか言って、絶対にベンチ入りメンバーから外すな……

 そいつの野球能力とは一切関係無く…… )))


((( ウチの監督にとって何より大事なのは、自分が威張ることだけだもんな…… )))



「そして夏の大会後に、神田くんは当時1年生であったにもかかわらず、そのコーチを解任させたそうですね」


「「「 !!!!!!!! 」」」


「な、なんだと!

 い、いったいどうやってそのようなことが出来たというのだっ!」


「はは、やはりその手段が気になりますか。

 ですが、私がその方法を聞いても、彼は笑って教えてはくれませんでした。

 とにかく、真夏の練習中に水分摂取を禁じるような危険で無知無能なコーチには我慢が出来なかったそうです」


「あ、あぅ……」


「ですから高校生になった神田くんが仮にあなたの監督する野球部に入部していたとしたら、あなたを馘にして追い出していたか、すぐに転校して別の高校の野球部に入部していたはずです」


「「「 !!!!!! 」」」


「そうして1年後に彼が甲子園で優勝していたとしたなら、あなたはなんと言い訳をしていたのでしょうか」


「ぐ、ぐぬぬぬぬ……」


「そうして彼は無能なコーチを解任した後、日比山高校野球部のトレーニングコーチに就任したのです。

 その日からいわゆる根性練習を全廃し、練習中には積極的に水と塩分を摂らせ、それ以外にも神田メソッドと呼ばれる今まで誰も行っていなかった練習方法を導入しました。

 神田くんによれば、当初野球部員たちが練習中の水分摂取を躊躇ったために、飲ませるのに苦労したそうですね。

 ですがその結果が10か月後の甲子園優勝から始まる甲子園3連覇だったのですよ」


((( ……………… )))



「また、皆さんは東京大学野球部が6大学野球で最下位から優勝するまで躍進したこともご存じかと思います。

 それは東大野球部も完全に日比山高校と同じ『神田メソッド』を採用したからでした。


 つまり、東大野球部員は練習中に積極的に水分と塩分を摂り、根性練習も全く行っていなかったにもかかわらず東大史上初の6大学野球優勝を果たしたのですよ」


((( ………… )))


「あ、あの、東大が8回も連続で優勝出来たのは、あの神田選手がいたからではないでしょうか……」


「神田選手が入学する前の東大野球部は20期連続で最下位でした。

 ですが神田選手が卒業した後、東大は春の6大学でも秋の6大学でも準優勝しています。

 そのことこそが東大の選手たちが『神田メソッド』によって著しい野球能力向上を果たした証拠だとは思われませんか?」


((( ………… )))



((( 本当にそんなヤワな練習で野球が強くなるというのか? )))


((( 全く根性を鍛えずに優勝するなどということは有り得ないだろうに……

 何か別の根性練習方法があるに違いない! )))



(神田: 知能指数が低いと考え方の柔軟性すら無くなるのか……)



「因みに東大野球部は神田くんに日比山高校の練習方法を教えて貰った後、実際に日比山の練習を見学させてもらったのです。

 もちろんわたくしも同行していました。


 その見学の中で我々は驚きの連続だったのですが、その驚きのうちの一つは『日比山の選手たちは誰も辛そうにしておらず、常に溌溂と動いていた』ということでした。

 これは30分から1時間おきにこまめに水分と塩分を補給させていたという理由が大きいかと思います。

 もちろんそれだけでなく、これからこの研修でご説明させて頂く様々な理由もあるのですが。


 どうも日本の野球指導者の方々は、選手がふらふらになって苦しそうに練習していないとご不安になられるようですね。

 まさかそれが『不安』ではなく、ご自分が快楽物質エンドルフィンが得られないという『不満』ではないことを祈るばかりですが……」


「「「 !!!! 」」」



「そうした『不安』や『不満』を解消するために、最も安易な水分摂取を禁じるなどという愚かで無謀な方法を選択されていらっしゃったのでしょう。

 それも日本中で……」


((( な、なんだと…… )))


((( そう言えばウチの監督は、生徒たちが辛そうにしていないと『お前たちが弛んでいるからだ!』と怒鳴って俺たちコーチを殴りつけるよな…… 

 あれはそういうことだったのか…… )))



(神田: 誰かその監督も殴ってやれよ……)



「さて、みなさん承諾書にサインは頂けましたでしょうか。

 私共も、この研修をお受けになられた方々が殺人犯になられるのは見過ごせませんので」


「さ、殺人犯だと!」


「ええ、殺人です。

 しかも現在進行形で、未必の故意による殺人未遂状態になっていますので、これを見過ごすことは出来ません」


「な、なんだとキサマ!」


「もしあなたが生徒さんたちに対し水を飲まないことを強制していたとしたら……

 それは医学的に見ても法的に見ても犯罪行為です。

 それで生徒さんたちに万が一のことがあればあなたは『犯罪者』になります。

 いえ、単に気絶しただけでもそれは傷害罪という罪を犯した立派な『犯罪者』ですね」


(会場が盛大にザワつく)



「それにみなさん。

 この研修会はあくまでも『神田メソッド』についての研修会なのでして、私や他の研究者が考案したメソッドではありません。

 もちろん参加も自由です。

 つまり皆さんは、甲子園で3連覇し、6大学野球で8連覇し、メジャーリーグでMVPになった神田選手の練習ノウハウをお知りになりたいとして遥々おみえになられているわけですね。

 

 そして神田くんは『神田メソッド』について3つの学術論文を書いていますが、それらはすべて日本とアメリカの学会で認められ、論文誌に掲載されるほどの完成度の高いものなのです。

 つまり、アメリカの研究者たちにも科学的に認められたものなのですよ」


((( ……………… )))



「その『神田メソッド』にはいくつかの絶対条件があります。

 そしてその中の筆頭に来るものが、『練習中には選手に積極的に水分と塩分を摂らせること』というものなのです。

 これを否定されるような方に『神田メソッド研修』を受けて頂いても全く意味はありませんね。

 それによく考えてみてください。

 みなさんは『神田メソッド』を学習されて、今後の指導に生かすためにこの場にいらっしゃるのです。

 にもかかわらず、何故その『神田メソッド』を否定されるのでしょうか」


((( ……………… )))



「推測するに、その否定動機はご自分が今まで行って来た指導を変更すると自分の権威が損なわれるという極めて独善的なものと思われます。

 間違った指導ならばすぐに改善する度量をお持ちください。

 そうした向上心の無い方は、どうぞすぐにご退出くださいませ」



 それで怒りに顔を真っ赤にしたジジイたちが150人ほど出て行ったそうなんだ。

 それも実に興味深いことに全員が50歳以上だったんだよ。

 やっぱりジジイって、どんなに正しいことでも年下に意見されると自動的に激怒するんだな……



 それってあの『年齢が上の者は無条件で若造よりエラい』っていう儒教道徳のせいなんだろう。

 あの世界でも中国北東部と朝鮮半島と日本でしか流行ってない、ジジイが創ったジジイのための支配道徳な。

 おかげでそれらの地域では社会の発展が著しく阻害されているわけだ。


 まあ日本の場合には敗戦のおかげで儒教教育が排除されたんで、その教育を受けたジジイ世代が死に絶えていくと共に徐々にマトモな社会になっていったんだろう。

 でも朝鮮半島と中国の一部では未だにジジイ共がしがみついてるからなあ。

 だから21世紀になってもあんな変な国のままなんだろうな……




 それから、このジジイたちの態度の悪さについてなんだけどな。

 少なくとも無料の研修に参加している研修生の身で、研究講師にこの口の利き方はねぇだろ。

 

 このことについて、以前興味深いことを聞いたんだけど、多くの高齢者って碌な教育を受けていなかったんで、『尊敬語』と『謙譲語』と『丁寧語』の区別がつかないそうなんだ。

 自分でも使い分けが出来ないし、使ったことも無いし。


 よく『ワシはかしこまった席は嫌いじゃ!』とか言ってるジジイがいるけど、あれは丁寧語すら使えない自分が恥ずかしいからなんだよ。

 頑張って使ってみても、平気で『お食べ下さい』とか『今度お宅にも行かせてください』とか言うし。



 それで、連中は特に『丁寧語』を『尊敬語』とカン違いしてるんだと。


 つまりどういうことかって言うと、ジジイたちはタメ口でしか話せないし話さないけど、若い連中で常識のある人は初対面のひとやあまり親しくないひとと話すときは『丁寧語』を使うだろ。


 だから、ジジイたちって、

『自分より若い者たちは自分に『尊敬語』で話して来る。(実は単なる丁寧語)』

『つまりワシは若い者たちに尊敬されているのだ!』って思い込んじゃってるんだよ。


 だからジジババってヤタラに若い奴と話したがるだろ。

 スーパーのレジ係とまで世間話したがるし。

 あれは『丁寧語』で話しかけて貰えて尊敬されてるって思えて気分が良くなるからなんだ。


 だから今度試しにジジイと喋る時に、相手の考えを否定したりタメ口で喋ってみ。

 それだけですっげぇ衝撃を受けた後に突然激怒し始めるから。


 例えば年配の教師に、

『あなたはそう仰いますが、このような考え方もあるのではないでしょうか』とか言うと、びっくりするぐらい激怒するから。

 特にジジイ教師にとっては『あなた』っていう言葉が激怒トリガーになるようだな。

 どう考えてもふつーの二人称なんだけど。

 まあ『先生』っていう尊称で話しかけなかったんで激怒するんだろう。


 さらに『あんたはそう言うけど、違う考え方もあるだろ?』とかタメ口で言うと、もうそれだけで気が狂ったみたいに激怒するから。

(それで脳溢血起こして逝っちまったら業務上過失致死罪になるのかな?)


 自分は『お前はもっと勉強しろ!』とか命令口調でしか話せないのに、タメ口で返されるとなんでそんなに怒るんだろう。

 そんなに『尊敬』して貰いたいんか?


 それにさ、このころのジジイ教員は授業を円滑に進めるための方法論を考えるときに、『生徒共が師であるワシを尊敬していれば授業が円滑に進む』って思い込んじゃってたんだよ。


 なんせガキの頃には『三尺下がって師の影を踏まず』とかワケワカンネェ自称道徳を仕込まれて、教師に反論すると即ぶん殴られるような教育を受けて来た奴らだからな。

 卒業するたびに、『仰げば尊し我が師の恩』とかジジイのための礼賛歌も強要されて来てたし。

 昔は集団で歌う歌は全てイデオロギーの押し付けに使われる洗脳歌だったからな。


 ところで教員なんか単なるサービス業だろうに、なんで店員を尊敬しなきゃなんねぇんだ?



 だから若い教師が生徒に対して丁寧語で話してるの見たりすると、ジジイ教師は、『お前はもっと毅然とした態度で生徒に接しろ!』

 とかホザくんだな。



 そういうジジイたちは『丁寧語』を使って否定されたり拒絶されたりすると、異様に混乱してさらに激怒するんだよ。


『そのお考えは間違っていると思います』とか、

『そのご要望にはお応え出来ません』とか言われると、

『この若造は尊敬言葉で話しかけて来るからワシを尊敬していると思っていたのに、なぜワシの命令を聞かんのじゃ!』

 とか思うそうなんだ。


 だから研修に来てたジジイたちも、自分より若い原宿先生が丁寧語で喋っているのを聞いて、無意識に自分は尊敬されてるとカン違いしてたんだろうな。

 それって『尊敬』じゃなくって単なる『尊重』や『礼儀』なのに。


 だから自分の流儀や行動を否定されたり反論されたりすると、下位のサルに反撃されたと思って激怒して攻撃的になるんだよ。



 ったくさ、教養の無い奴らとは碌に会話も意思の疎通も出来ないんだよな。


 困ったもんだわ。



 それに実はこうしたジジイたちのカン違いって、野球部や教室だけじゃないんだ。


『この野球部の教室の会社の群れの秩序を保って目的に向かって邁進するためにはどうすればいいのだろうか。

 そうだ!

 群れのリーダーであるワシを皆が尊敬すれば秩序が保たれて、ワシの命令にも無条件で従うから、目的も達せられるに違いない!』

 って思っちゃってるんだな。

 

 こういうジジイたちは、『ワシが今期の営業利益を倍にせよと命じたのにそれを達成出来ないのは、この部下どもがワシを尊敬していないからだ!』って思い込んじゃうんだわ。

 だから余計に激怒するんだよ。

 利益が増えなかったのは、投資もせず戦略も立てず人員も増やさなかった自分たち経営陣のせいなのに。


 こうした『群れのボスであるワシを尊敬して無条件で従え!』っていうのは本質的に類人猿由来行動なんだよ。

 要はそういうジジイたちはヒトとして進化出来ていないんだな。


 まったく困ったもんだわ……

 





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