登場人物 (GIFT of Judas)
ネタバレ注意。
【主要人物】
ユーリ―・クライネフ
21歳
4月3日生まれ
189㎝ 118㎏
好きな食べ物:サラダチキン、シチュー
嫌いなもの:ボタンつきの服
特技:料理
武器:斧
唐揚げ:ピリ辛
主人公。
黒髪、紫色のメッシュ、エメラルドグリーンの瞳、極端に白い肌。
タリスマン支部所属の魔物ハンター。出身はパロの町であるが、魔族に対処できる光の魔法を習得できなかったので左遷という形で移籍した。そのため、光の魔法を使う者に対してコンプレックスを抱いている。
性格はやや寡黙だが過激。
元々はかなり勇敢で、弱いものいじめを許さないような人だった。母親のケベラ曰く、この環境でグレない方がおかしい。
その裏にはトロイによる精神を病むような罵倒、教育があったという。人を殺せる人間を育てるため、トロイは徹底してユーリーの精神を破壊し、一時は純粋な殺し屋にまでなっていた。だが、ルナティカやジャレッドの存在により、ユーリーは救われる。
イデア能力はカビ。当初は仲間さえも傷つけるような代物だったが、徐々に制御方法を身に着ける。
ブリトニー・ダーリング
22歳
6月10日生まれ
168㎝ 59㎏
好きな食べ物:スコーン
嫌いなもの:ゲート
特技:ベースの演奏
唐揚げ:甘辛タレ
もう1人の主人公。
元はイデア能力に目覚めていただけのベーシスト。6人組のメタルバンドに所属していたが、ゲートの騒ぎで4人が犠牲になる。
実はレズビアンであるが、公表していない。隠すつもりもないらしいが。付き合っている相手はバンドの元メンバーであり、イデアにより昏睡状態となったエリス。いつかまたバンドで活動したいと考えている。
イデア能力は電磁波を操ること。応用性に富んだ能力で、脳波に影響を与える、熱を生み出すなど多彩な扱い方が可能。
ゲオルド・ムーア
25歳
7月15日生まれ
178㎝ 72㎏
好きな食べ物:BLTサンド
嫌いなもの:味噌
唐揚げ:ホットチリ
ゾンビ対策チームのリーダー。人望があるようで、チームのメンバーは大切にする。また、主観でしか物事を見ない一方で、人を見る目もある。
悩み事は内側に抱え込みやすいタイプ。
特技は射撃。戦闘タイプではない能力を持っているが、射撃の腕でカバーしている。
監視カメラのような能力を持つ。見た目はカメラのフィルム、展開している間はずっとその場の様子を記録できる。超常存在の記録もできるが、そのためにはさらなる集中力が必要。
クリフォード・カーライル
24歳
8月3日生まれ
183㎝ 76㎏
好きな食べ物:パンケーキ
嫌いなもの:ピエロ(道化師恐怖症)
唐揚げ:ケチャップをたくさん
本部所属の魔物ハンター。報酬目当てにゾンビ討伐に参加する。
仲間殺しとも言われていたユーリーを受け入れ、彼を支える。
死体研究所にたびたび訪れており、クレヴィックやタリアとは顔なじみ。
明るく、優しくて義理堅い性格だが、割り切れば人殺しも厭わない。また、時折残虐な顔も見せる。
実は本来の優しい性格と人殺しを行うことの間でいろいろと揺れ動き、数年前から人格が分裂している。だが、本人は無自覚のようだ。
能力は『魔法の弾丸』。解毒剤のようなもので、撃ち込んだ人間の毒を解毒することができる。形状は座薬に似ている。
マルセル・クロル
21歳
1月16日生まれ
186㎝ 84㎏
好きな食べ物:スモークチーズ
嫌いなもの:吸血鬼、砂糖入りのコーヒー
唐揚げ:にんにく味唐揚げににんにくのタレ、おろしにんにく、牛乳を添えて
光の魔法を使い、吸血鬼を討伐していた。
ユーリーとはそりが合わない一方、ゲオルドを信頼している。ゲオルドの護衛だったという。
吸血鬼を狩ることを教えられたうえ、吸血鬼による虐殺現場を見たため、吸血鬼を敵視している。どんな高潔な人格をもつ吸血鬼でも人間とは解り合えないというのがマルセルなりの考え。
また、吸血鬼が元人間ということを意識してしまったためか、限られた人物(特にゲオルド)にしか心を開くことができない。だが、心を開いた相手に対しては義理堅い。
使う武器は銀のクロスボウ。
アディナ・フランクリン
26歳
10月2日生まれ
170㎝ 63㎏
好きな食べ物:辛い料理
嫌いなもの:世の中の男性すべて
唐揚げ:ナンプラーとアーモンドダイス
レムリア大陸南部出身。20歳までの経歴すべてが謎であるが、魔物ハンターとしての腕は認められている。
極度の人間不信。それにはアディナの過去が深く関係しているというが……
能力は地面を操ること。壁を築いたり、地面で敵を串刺しにする、『拒絶のような能力』。
グランツ・ゴソウ
27歳
181㎝ 78㎏
かつて異界に行ったこともある魔物ハンター。
タリスマンにて吸血鬼の調査を行っていたところ、ユーリーたちと合流する。普段は潜入任務を行っている。
ヘンリク・フォン・ホーエンハイム
28歳
2月16日生まれ
179㎝ 57㎏
好きな食べ物:甘いものなら何でも
嫌いなもの:何でも言った者勝ちという風潮
趣味:爬虫類の飼育
10年ほど前に活躍した錬金術師の甥。彼と同じく錬金術師である。
分解癖があり、作戦にかかわった理由は「ゾンビを解体してみたいから」という理由。一歩間違えばマッドサイエンティストになるだろう。
彼の考えは団体として肩入れをしても個人には基本的に公平。その元となっている部分では、解体すれば皆同じだという考えがある。理解されにくい考えらしい。
その持ち前の器用さと医療技術でユーリーらをサポートする。
【デーモンボーイズ】
シャルム・クロル
24歳
189㎝ 102㎏
好きな食べ物:ピーナッツバターサンド
嫌いなもの:警察組織
好きな動物:猫
デーモンボーイズのリーダーの一人。ダニエルとあわせて『悪魔の双子』。
普段はガスマスクで口元を覆っており、表情を顔に出さない。だが、その一方で激情の持ち主であり、負けず嫌い。
意外にも口調は軽く、ダニエルと軽口をたたきあうことが多い。
ボスのことを誰よりも考えており、ボスではなくリーダーと名乗るのもそのため。いつかボスが戻ると信じてデーモンボーイズの兄弟たちをまとめ上げている。
能力は『消滅』。正確に言えば、原子単位での破壊。無生物であればあとかたもなく破壊することも可能。身体能力強化性能にも優れ、シャルムの戦闘センスと合わさって非常に強い。
ダニエル
24歳
186㎝ 79㎏
好きな食べ物:豆料理
嫌いなもの:権力
デーモンボーイズのリーダー『悪魔の双子』の一人。
サングラスをかけている。
シャルムをおちょくるような発言をしているが、これはシャルムを信頼しているから。
ボスばかりに執着するシャルムのことを気にかけている。だが、彼もまたボスを名乗ろうとせず、リーダーであると主張している。メルヴィン曰く、今のメンバーで一番ボスに適しているとのこと。
分析力、観察力に優れ、指揮する力も持っている。
能力は瞬間移動と視点の移動。身体能力強化も可能で、敵を翻弄する強さを持つ。
メルヴィン
21歳
8月29日生まれ
192㎝ 85㎏
好きな食べ物:出身地の郷土料理
嫌いなもの:暴走した正義、差別、猫の毛
趣味:なし
特技:人の本質を見抜くこと
唐揚げ:ゴマ入りのタレ
デーモンボーイズ最強の男。
ユーリーが過去に殺そうとして殺せなかった因縁の相手でもある。タリスマン支部の人間を基本的に嫌っているが、中でもユーリーが特に気に入らない。たとえ共に戦うことがあっても適当なタイミングで殺すつもり。
思考回路がボスに似てきた。
突如失踪したアディナを追ってレムリア大陸にやってきた。
【タリスマン支部】
ケイシー・ノートン
24歳
7月26日生まれ
181㎝ 98㎏
好きな食べ物:スクランブルエッグ
嫌いなもの:努力
ユーリーの親友。吸血鬼ジョシュアの血も引いている。
人望のある人だったが、ユーリーもジェラルドも知らない間に裏切っていた。しかし、トロイのやり方に対しては疑問を持っていた。
ジェラルド・アイゼンバーグ
23歳
12月10日生まれ
182cm 93kg
好きな食べ物:ステーキ(レア)
嫌いなもの:孤独
ユーリーと同じチームだった青年。しかし、そのときの行動はほとんどが嘘。トロイの親衛隊の一人である。
目的のためには手段を選ばず、厳しい姿勢を見せる。トロイのために手を汚せる人。ユーリーと並んでデーモンボーイズからは目の敵にされている。
また、トロイの後釜になれると勝手に考えており、彼の目標でもある。権力には目がない。
能力は『切開すること』。巨大な鍵の形のイデアで生物、無生物関係なく切り開くことができる。
ヘザー・レーヴィ
20歳
2月26日生まれ
170㎝ 49㎏
好きな食べ物:甘くないパンケーキ
嫌いなもの:甘い物
トロイの親衛隊の一人。
嫉妬心と依存心で生きており、トロイに心酔している。
差別する人間を嫌うが、彼女もまた無意識のうちに人(特に支配階級の者たち)を差別する。
能力は悪意を操ること。
イザベラ・リリエンタール
21歳
9月1日生まれ
166㎝ 56㎏
趣味:お菓子作り
好きな食べ物:フルーツタルト
嫌いなもの:マーガリン、人に従うこと
トロイの親衛隊の一人。
上品な性格とは裏腹に心の内が読めない。だがその本性はトロイに仕え、殺すことを妄想しては性的興奮を覚える異常者。サディストである。本人にもその自覚はあり、ルナティカ以外には知られていない。
怒りと興味と興奮ゆえにクヌートを生きたまま腐敗させるという暴挙に出るなど、異状行動も少なくない。トロイも手を焼いている。
基本的に他人の言うことに従うことが嫌い。
能力は腐敗させること。
トウヤ・インコグニート
19歳
172cm 57kg
好きな食べ物:煮魚
嫌いなもの:ホラー小説、怪談
トロイ親衛隊の一人。
トロイからは『息子』と呼ばれている。
東レムリア出身で、激しい人種差別を受けて孤立するなど悲惨な過去を持つ。
武器の扱いを得意とし、暗殺のエキスパート。トロイは恩人だというが……?
エリュシオン・インフェルノ
22歳
215㎝ 150㎏
タリスマンの最大戦力とされる存在。
遺伝子組み換えで生まれながらにして魔族と同じ性質を持つ。
トロイ・インコグニート(並行世界)
37歳
12月27日生まれ
182㎝ 64㎏
好きな食べ物:白米、みそ汁
タリスマン支部の支部長。特に目立つようなところはないが、任務その他をそつなくこなす人物。どこか地味で印象に残りづらいところもある。
外見は地味だが、その思想は過激派。タリスマン支部の乗っ取りとシオン暗殺をもくろんでいた。いかに目立たずに人を暗殺するのか、ということを考えている。また、歪んだ正義感の持ち主であり、この世すべての悪を滅ぼすことを目標としている。
7年前から文字通り別人のようだった。容姿は全く変わらないが。
その正体は並行世界の住人。もともとタリスマンの支部長だった方のトロイと接触し、入れ替わることで権力を手にした。
イデア能力はゾンビ化。ネクロマンシーであり、ウイルスでもある。ビジョンは2つの棺とそれに入った紫色の液体。この液体に漬け込むか体内に入れることで生物または死体をゾンビにすることができる。吸血鬼はゾンビにできないらしい。
トロイ・クレヴィック
37歳
12月27日生まれ
182㎝ 71㎏
好きな食べ物:チキンステーキ
嫌いなもの:詮索
7年前までタリスマン支部の支部長を務めていた男。こちらが本物。
ゲートが開いたときに並行世界の自分と接触し、通訳を通すことでやり取りをしていた。
金の亡者でも過激派でも権力に執着があるわけでもない。むしろ人格者で先代や先々代の会長からは信頼されていた。
その一方で死体を愛好するネクロフィリアでもある。
イデア能力は空間の偽造。町一つの単位で偽造することが可能。自分が死んだように見せかけることだってできる。
【タリスマン刑務所】
ルナティカ・キール
21歳
161㎝ 53㎏
趣味:服作り
好きな食べ物:ユーリーの手料理
嫌いなもの:臭いもの
唐揚げ:ブラックペッパー多め
ヒロイン。
タリスマン支部の参謀で、優れた頭脳の持ち主。策士。
冤罪で逮捕され、証拠もろくに出されないまま懲役30年を言い渡された女囚。ユーリーの恋人であり、ルナティカもユーリー以外には全く興味がない。
刑務所ではまともに人間関係を築こうとせず、孤立している。
元は病弱な妹を守るために魔物ハンターになろうとした。適性試験はギリギリ合格していたものの、病気で魔法の適性をなくす。また、肉体的な強さもなく、魔物ハンターをやめるかの瀬戸際のところで参謀となる。本当は人を守りたかったが、ユーリーらに守られるという立場にコンプレックスを抱いている。
実は裁縫が得意。服の改造などもよくする。
彼女もまたイデアに目覚めている。分身を作り出し、彼女が触れた生物の現在の情報を知ることができる。
クロイツ・ゴソウ
33歳
174㎝ 61㎏
好きな食べ物:密造酒(血液入り)、ブラッドソーセージ
嫌いなもの:ニンニク料理
自らの意思でタリスマン拘置所に収容されている吸血鬼。
グランツの兄であるが、彼に会いたいとは思っていない。憎んでいるわけでもないが。
殺人罪で死刑囚となっている。しかし、彼を殺す方法が存在しないうえ、アリスをも困らせる問題のある人物であるため、死刑執行が遅れている。
プリズン・ギャング『ヴァンパイア・ブラザーフッド』のボスで、脱獄する気はないらしい。
悪夢を操る能力のこともあって、心を病んでいる。
ライオネル・インフェルノ
2月11日生まれ
23歳
178㎝ 64㎏
好きな食べ物:ピザ
嫌いなもの:看守
薄紫色の髪、白い肌。
クロイツに付き従うプリズン・ギャング『ヴァンパイア・ブラザーフッド』のひとり。
好奇心が強く、倫理観がずれている。
過去、アノニマスという錬金術から実験台として処置をされ、後天的な両性(定期的に体の性別が変わる状態)となる。
粘菌のようなイデアを使い、生物の細胞を与えることで培養して強化する。
フィル
2月25日生まれ
23歳
188cm 110kg
好きな食べ物:生パスタ
嫌いなもの:内開きのドア
銀髪、紫色の瞳。
『ヴァンパイア・ブラザーフッド』の一員。
祖父が吸血鬼であり、人間から拒絶された過去をもつ。しかし、フィルは吸血鬼になれないことを知り、絶望した。
『ヴァンパイア・ブラザーフッド』に入れたのはフィルが人間を憎み、吸血鬼の孫だったから。
基本的に無気力、面倒くさがり。タリスマン支部の人間を憎んではいるが、それ以上に面倒なことが嫌いなのでなにもしていない。
ジェシー・インソムニア
97歳
177㎝ 75㎏
好きな食べ物:肉(特に生)、凍った血液
嫌いなもの:性行為、人間の性器、距離感のわからない人間
蛍光ブルーの髪、白い肌。
刑務所の看守の隠し部屋に住む吸血鬼。
本人は語ろうとしないが、元はストリート・ギャングのデーモンボーイズのボス。興味ゆえに一時的にストリート・ギャングとなるが、その退屈さに絶望。彼らを見限る形でわざと逮捕される。吸血鬼で死刑にもできないということで処遇に困っていたら失踪した。と言われている。本当はアリスの元で監禁されていた。
しかし、アリスの気まぐれで監禁された場所から出され、うろつくことも。
人の心と人生に興味を持ち、己が興味を示せばどんなに不利な条件でも協力する。その人の生き様に触れてみたいから。
自分自身を「監獄の主」と名乗っている。
液体を凍らせる能力の持ち主。
アリス・アッカーソン
113歳
165㎝ 55㎏
好きな食べ物:非喫煙者
嫌いなもの:銀製の武器
白い髪、赤い瞳、白い肌。
タリスマン刑務所の所長を務める吸血鬼。死刑執行人も兼任している。
吸血鬼という種族上、人間等の血を吸うことはよくあること。だが、彼女の場合は食人も行う。対象は主に死刑囚であり、表向き普通に執行されたようになっているが本当は彼女に食べられたという死刑囚は少なくない。一部の人間は彼女を「悪食女」と呼んでいる。
吸血鬼としての身体能力に加え、時間の流れる速さを遅くする能力を持つ。時間の流れが遅くなるのはアリスを除いた大陸全体。
【ネビロス地区、廃棄所】
ダリル・グラッドストン
3月31日生まれ
16歳
164㎝ 47㎏
好きな食べ物:サンドイッチ
嫌いなもの:生きること
趣味:武器についての本を読むこと
ネビロス地区付近に住む少年。
元実業家の息子だが、自身が能力に目覚めたときの暴走で家族と家を失う。それ以来は以前から親しくしていたジャレッドの家に居候している。いつもは廃工場で貴金属や部品を集めている。
普段は気弱だが、能力の危険性もあって、ネビロス地区では知る人ぞ知る危険人物。いつもは隠しているが、とんでもない破滅願望の持ち主でもある。いかに美しく、納得できる死に方をするのかを考える事が多い。
能力は爆弾。イデアを注ぎ込んだものに爆弾の性質を持たせる。展開範囲の15メートル以内であれば、爆弾にするのに制限はない。
ジャレッド・モス
46歳
173㎝ 66㎏
ネビロス地区に住む中年男性。自宅をホームレスや売春婦に貸し出している。
アンディー・インソムニア
95歳
175㎝ 53㎏
好きな食べ物:人間の生肉
嫌いなもの:人間社会
趣味:人体のコレクション
ジェシーの弟。
王子様のような服装に身を包む美青年のような外見の吸血鬼。廃棄所とネビロス地区の間に位置する古い洋館に住む。
過去にジェシーとすれ違いがあり、仲はよくない。しかし、根本は似ているところも多い。
自分自身を「廃棄所の主」と呼んでいる。
【鮮血の夜明団本部】
シオン・ランバート
31歳
現会長。吸血鬼の天敵としても恐れられる。
インコグニートから命を狙われており、すでにその刺客を3人撃退している。
ユーリーらにインコグニートを尋問のために本部へ連れてくるという任務を与える。
【そのほかの人物】
織部零
25歳
183㎝ 77㎏
フリーの魔物ハンター。ヘンリクの護衛の仕事を受けており、彼とともに廃棄所へ向かう。
素顔は傷だらけで火傷の痕もある美青年。いつもは厚化粧で隠している。
公にはしていないが、女装趣味がある。トランスジェンダーではない。
イアン・クレヴィック
42歳
180cm 101㎏
好きな食べ物:納豆
嫌いなもの:ネクタイ
死体研究所の所長。
常識はあり、倫理観もしっかりとしている。だが、その度を超えた探求心は抑えきれないこともあり、助手に迷惑をかけることもしばしば。人望はある。
痛めつけられることを好むという、人に言えない趣味がある。これも本人は探求心の延長線だと言っている。
エレナ・デ・ルカ
25歳
172㎝ 87㎏(義手含む)
好きな食べ物:マカロン
嫌いなもの:海の近く(義手が錆びるので)
趣味:ファッション(特にロリィタ)
グレイヴワーム支部所属の魔物ハンター。アリスとエリュシオンを討伐するために急遽派遣された。
小説家でもあり、7年前の出来事についてノンフィクションの小説を書いている。トロイにまつわることを知る重要人物。
他者を思いやる心はあるものの、非常に口が悪い。また、からかいやすい相手によくちょっかいを出す悪癖がある。
ダンピールであり、先天的に左手が欠損している。
光と風の魔法を使う。武器は義手とチャクラム。
ケベラ・クライネヴァ
48歳
ユーリーの母親。パロ支部の支部長でもある。ユーリーに対して気にかけているそぶりを見せるが、ケベラ本人も結構不器用なので伝わっていないのかもしれない。