暇ならさ…どう?
バイトで逆ナンにあったの話
人によっては、羨ましいと思うだろうが
まずどうしてその人と知り合ったかを
聞いたらまず考えが変わるだろう
その時のバイト先は、フードコートのステーキ屋で、いつも通りに
「いらっしゃいませ!」
っと接客していたら関西弁の夫婦が来た。
内心では、関西弁が強い方だな~旅行かな?っと、呑気な事を思っていた。
そして料理を新人が提供して、別の作業してた時だ。
「ちょっと焼けてないんだけど!?」
先程の夫婦の女性だけが来た、そのクレームは多いのだ、何故ならその店では。
まだ生のお肉を提供して、お客様の好みの焼き加減にして貰う為だ。
勿論、お肉が乗っているのは、鉄板であり鉄板は焼ける程度には、熱くなっているが
液体をかけると急激に冷めてしまう、そのせいで肉が焼けないのだ。
その時、提供した新人がソースを焼いてからかけて下さいと、伝え忘れてしまったのだ。
「申し訳ございません!すぐ再加熱します」
女性に、伝え加熱し渡すとお客様が怒りながら
「君達さ!対応おかしいよ!?」
と言って、その場を離れていった。
その時、俺はもう一度、申し訳ございませんっと伝えたが。
その言葉が、聞こえてたかは、その女性のみにしか分からない。
女性は食器の返却時に、何かを言いに来た。
「番号教えて!」
文章的に、店長に文句言うために、電話番号聞いて来たと感じて
「店長の番号でしょうか?」
と聞くが違った…
では、誰の電話番号と言うと…
「あんたのよ!」
は?っとなり、教えたらヤバいヤバいっと語彙力がなくなり
咄嗟に出た言葉は
「持っておりませんので」
これで大丈夫だ…と思ったが大丈夫な訳がない…
「その言葉遣いおかしいだろ!持ってないですだろ?」
早くその場から脱したい!と思い、言う通り言葉を直したが
「じゃ電話番号教えて!」
また、謎に放り込まれた…
「いや持ってないです」
持ってないと、伝え3回目になる。
「持っておりませんだろ?」
もうこの人は、言った事を忘れる方なんだと…
そして、4回目の持ってないと言った。
「タイマンはれや!」
小学校以来、聞いてない言葉が聞こえた、タイマンはると犯罪になるので断ると
「だよな!」
機嫌を直し帰っていった…
その後、13回ぐらい何も買わず声をかけてきた。
その13回、来るたび俺は胃がキリキリしてとても辛かった。
そして14回目
「この後、暇?暇ならさ…どう?」
いきなり、あのタイマンはれっと言った、女性が言ってきたのだ。
俺は、また語彙力が消えヤバいヤバいっと心で唱える。
「用事があるので」
そう伝えると、すぐにどこかに行ったが
俺は、見逃さなかった…俺がバイト終わるまで
店の前に居て、バックヤードに入る所まで見てた事を知っている。
その後、俺には何もしてこない。
他の人にこの話したら他にも被害者おり、その全ての被害者は女性である事を知り
何故、俺は誘われたのか、そもそも最初の夫らしき人は、何だったのかそれを知るのは…
あの女性のみぞ知るのだ…