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血薪物語  作者:
6/11

第1章の用語説明

世界観・用語説明です。

 【世界】

  地球とほぼ同じ惑星。一部地形など異なる 部分もある。舞台は主にヨーロッパ。時間、距離などの単位は現代準拠。


【バルカン王国】

  現代で言うルーマニア・ブルガリア・モルドバ周辺を有する王国。北・東国境はほぼ確定しており安定しているが西・南では小競り合いが絶えない。


【ラズニク家】

  バルカン王国勃興期から続く名門にして、バルカン王国隆盛の要因。その特異な魔法から『吸血鬼』の一族として国内外から畏怖されている。


 【ラズニク4眷属家】

  ラズニク家のかつての分家筋であり、現在ではラズニク家家臣団の中核をなす。この4家に連なる者で、一定以上の血の権能を持つ者がラズニク家の従者となる。本家たるラズニク家にこの4家を加えラズニク一族といわれることも多い。


【フォクアーデ家】

  ラズニク4眷属家の1つ。火の魔法師を排出する。かつてはラズニク家初代と同じ能力であることから眷属筆頭の立場に有ったが、長らく従者を排出できずに他の3家に並ばれてしまった歴史を持つ。 その攻撃的能力から攻撃的護衛を任されることが多い。


 【レキュペール家】

 ラズニク4眷属家の1つ。水の魔法師を排出する。

 その権能ゆえにラズニク家に重宝される。


 【ルミフルガー家】

 ラズニク4眷属家の1つ。雷の魔法師を排出する。

 フォクアーデ家と共に主に攻撃的な護衛として重宝される。


 【クープラズム家】

 ラズニク4眷属家の1つ。土の魔法師を排出する。

 その性質から防御的護衛として重宝される。またその変質した血は宝飾品として陰ながら珍重されている。


 【血の権能】 あるいは 【血の力】

 ラズニク家の誇る魔法で、4属性に分かれておりそれぞれに血を

 火は炎

 水は肉体の修復剤

 雷は雷

 土は結晶

 に変質させる。ラズニク家の者はこの4つのうちどれかの権能を持つ。力の大きさは、一定量の血がどの程度の変化を起こすかで決まる。

 またラズニクの一族全体の能力として、他者の血を摂取し、それを直接自らの血へ変換することができる。それ故にラズニクの一族は『吸血鬼』と呼ばれている。


 【血醒の儀式】

 5話を参照。


 【血の従者】

 ラズニク4眷属家の者で一定以上の権能を発現させたものがなることができる。

 血の従者となったものは通常の命令系統からは外れ、その主に準ずる立場となる。

 ラズニク家の吸血の性質故に、血の提供を忌避しない従者が必要とされ、当時の分家に白羽の矢が立った。そしてそれは護衛としての要素も併せ持つようになり、ラズニク家に絶対的な忠誠を誓い、血の従者を育成し、血の従者として不適格なものもラズニク家家臣団として育成するシステムとしてラズニク4眷属家になった。


 【魔法】

 魔法とは一部の一族に受け継がれる固有の能力であり、基本的にその一族に受け継がれる能力は変わらず、単一である。各家の切り札的モノでもあるので情報はあまり公開されておらず、研究などもあまり進んでいない。魔法を使う者は魔法師と呼ばれる。


 【魔術】

 魔術とは一部の才能あるものが使用可能な能力である。これは一般人にも発現する可能性があり、人数は魔法師に比べれば多いため研究も進んでおり、火・水・土・風の4つに体系化されている。ただし魔法の平均的な性能に比べれば扱いやすいもののはるかに劣っており、対抗するためにはある程度数を用意する必要があるとされる。魔術を使う者は魔術師といわれる。なお、魔術と魔法を両方使えるものは確認されていない。

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