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異世界転生譚  作者: 柊 紗那
異世界転生したって、本当?
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現世での私

私は、産まれたときから障害を持っていて、両足を動かすことができなかった。

両親は、そんな私を早くに見限り、施設に預けたまま、見舞いにすら訪れなかった。

両親が訪れないことに、特になにも思うことなく、施設の中を車椅子でうろうろしていた。

私は16歳。俗にいう女子高生、ということになる。恋愛やら勉強やらでいろいろと浮き足立つ年齢だが、そんなこと私にとってはどうでもいい。顔は悪くないとは思うけど、わざわざ歩けない人を好きになる人なんていないでしょ。

そんなことを考えながら、施設の駐車場をうろうろしていたら、縁石を乗り越えて、トラックが突っ込んできた。


「どうやって運転したら突っ込んでこれるのよ」


その一言を最後に、私こと篠原涼子はこの世を去った。











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