表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/9

【1】小話


『久しいな』

「久しくないでしょ。

 さっきも話しかけてきたじゃない」

『お前が男と話していたからな』

「見苦しい嫉妬ね」

『私はそういう性質だからな。仕方あるまい』



『しかし、やっと一人目か』

「やっととか言わないで。

 この後は早いはずよ」

『お前がそういうのなら、早いであろうな』

「信じるの?」

『番を信じない者はいないぞ』

「あ、そう」

『無論、お前だからと言うのもあるぞ』

「……ありがとう」

『もっと素直に喜べ』

「そうね。私の名前を考えて、その名前で呼んでくれれば、喜ぶよ」

『……なら、早く私の処に戻って来い』

「えぇ」


「あ、今度、何か言ってきたら、相手しないから」

『……肝に免じておく』




これにて、第1章は終了です。

次章から舞台が変わります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ