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それだけの夢

作者: タマネギ

ほんとは会いたいと、

そう願いながらも、

叶うはずもないと、

眠りにつくばかり


明日も朝になれば、

眠い目を擦りながら、

やらなきゃいけないと、

仕事に出てゆく。


この国に生まれて、

誰かと同じように、

愚痴をこぼしながら、

つまりは生かされて。


思い出話をしただけ。

何にも考えずに。

思い出話をするだけ。

ただそれだけのこと。

 


春夏秋冬と、

どこを眺めても

何かしら目に浮かぶ

褪せない色がある。


季節ごと会えたら、

あなたはどんな色。

知らなかった表情も

思い出されるかな。


憧れはいつの日も、

遠い空の彼方へ。

消えてゆきそうだけと、

求め続けてゆく。


話せる話をしただけ。

なるべく正直に。

話せる話をするだけ。

ただそれだけのこと。



暮らしてゆくために、

バランス取りたくて、

知らず知らずのうちに、

偏る歩き方。


無理はわかっていても、

なるべく前を向く。

花や鳥を見かけては

命を振り返りつつ。


奇跡みたいな人生、

もっと大事にして、

諦め口調な言葉は

使わないでおくよ。


あなたと話をしただけ。

誰にも知られないで。

あなたと話をするだけ。

ただ、それだけのこと。

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