爆速で邪神倒して世界を救う異世界からの勇者
『私の子である世界が危機に陥っています、救って貰えませんか?』
ええよ
『よろしいのですか?』
ええよ、代わりに特典ちょうだい
『・・・分かりました、しかし過剰な物は無理ですよ?』
ええよ
2回しか使えない代わりに何処でも行ける瞬間移動
1回しか使えない代わりに何でも殺せる即死の概念
1回しか使えない代わりにあらゆる害を回復する概念
これちょうだい
『・・・与えることは出来ますが、無事では済みませんよ?』
ええよ
『・・・・・・・・ありがとうございます』
ええよ、ほなまた
「勇者様、私たちはお救い下さいませ」
ええよ、ほな行ってくるわ
「え?」
さいなら
《瞬間移動、邪神の眼前》
「ぬ? 何者だ?」
名乗るほどのもんでもないわ、さいなら
《邪神の穴という穴全てから真っ赤な血液が流れる》
「ゴパァ!??!!!?!!?? 何が起きた」
はいさーん、にー、いーち
「」
人様に迷惑かけるなや阿呆
《瞬間移動、世界の中心》
「女神の使徒ですね、何ようですか」
気にせんでええよ、すぐに消えるし
「作用で」
まぁその目が見えへん呪いとかも含めて消しとばすさかい、見えるようになったらワイのこと土に埋めるか海に流しといて
「何を」
ほな、さいならや
《世界樹の頂上、白き救いの光が降り注ぐ》
おわたで
「?????」
記録は3分、ええはやさちゃう?
「何をしたのですか?」
何って、ただ世界救っただけやが?
「?????」
もしかして、わい何かやってもうたか?
「いえ、ありがとうございます」
ええよ、実質余生やし
「それは」
死に損ないやったしな、世界救って自己満足したし消えるわ
「・・・・はい、ありがとうございました」
ええよ、ほなさいなら
時間の無駄やったて思うか? その通りや
でもな、気づいたところでもう遅いんや
読んでくれてありがとな
タイムは3分
考えて書き終えるまでの時間は3分でした
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