詰問と失敗
「ん……ふぁ。」
《おはようございます》
(…おはようございますナビィさん)
挨拶を返し、伸びをする
「ん〜ッ!…い?うぁ?!痛ぁッ!?!!?」
激しい痛みにより微睡んでいた意識が完全に覚醒する
全身が痛い。
痛い!!!
少し体を動かしただけなのに、なんで?!
《戦闘により身体を酷使した為かと》
あ、あぁ。そういえばそうでしたね。
かなり無理をしましたし
……え?つまり、この痛みの原因は筋肉痛って事ですか?
《右拳、右足の指、左足の脛の骨折も原因に含まれます》
えっ?…こ?……え?
《体をしならせ力を上手く伝達し威力と速度を数段上げた事、驚嘆に値します》
いや〜それほどでも…
《ですが、発育途上の子供…それも運動不足の未熟な身体では、耐えられるような負荷ではありませんでした》
うぐ。
《魔法の発動は完璧でしたが、過剰に過ぎます》
《普通は試験運用や段階的に出力を上げて危険性や細かな能力の把握を行うべきなのですが……》
いや、あの、
《発動は完璧と言いましたが、イメージが足りず身体に反動をきたし、さらに制御も甘かったおかげで無駄に魔力を消費し、気絶するというお粗末な結果になりましたが……》
すいませんでした。
《………………》
考えなしに行動して、ほんと、すいませんでした。
猛省しているので、その…そこら辺で勘弁して下さい。
お願いします。
《……》
…
《筋肉は損傷が激しく、1部が断裂》
《手足の指骨、脛骨の骨折、内出血多数》
《日常生活に支障をきたす怪我です》
《『栄養を摂って安静にして下さい』以上です》
はい。ありがとうございます。
ほんとすいませんでした。
あの、ところでココは?
ギルドの医務室とも違うみたいですが。
《ギルドでは手に負えない程の重症なので、アウルムと共に教会へと運び込まれました》
アウルムも居るんですか?
ちなみに…どのくらいの怪我ですか?
《胸椎と肋骨の骨折及び内臓機能の低下》
《そして身体の一部が炭化しておりました》
oh……
やりすぎましたかね?
《大司教でなければ治せない程の重症だそうです》
《幸いな事に、教会の規模が大きく大司教が常駐しております》
大司教が治す???
“奇跡”とかそういうものでもあるんですか?
《回復魔法が存在します》
へぇ〜。
……私の記憶には無いですね。
攻撃系、支援・妨害系の魔法しか記憶にないのですが……どういう事ですか?
《回復魔法は教会関係者のみに伝えられる口伝であり、魔導書が存在しません》
うげ…独占してる訳ですか。
さぞかし利用の幅が広いでしょうネ。
《教会関係者、特に位の高い相手の前では口にしないように推奨致します》
何故?
もしや、過激派が居るんですか?
《特に上層部にその傾向が見られます》
「はぁ……いつの時代も宗教って言うのはろくでもないですね。」
ギィ。と音を立て扉が開く
……嫌な予感がする。
首が軋むような錯覚を抱きながら扉へ視線を向ける。
神官らしき格好をした人物がそこに居た。
「……」
「……」
視線を交差したまま互いに押し黙る。
宝石があしらわれている訳では無いが、手の込んだ細工が施されており、いかにも「偉い立場の人間」だとわかる服装をしている。
ナビィさん、まさかこの人は…
《大司教です》
や ら か し た。
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ありがとうございます!
もはや遅筆とか言うレベルではない
もうちょい早く書けるように頑張ります
追記
ごめんなさい。
全然進んでません。
箇条書きをして、だいたいの流れは出来てるんですが…文章に書き起すのが出来てません。
点と点を繋げられない……
気分転換と学びを兼ねて、諸先生方の作品を読んで来ます。




