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アウルムという男

 どうしましょう?


 やはり行動不能にして、有利な状況を整えるべきでしょうか……とりあえず行動あるのみですね。


「今の光はなんだ?」


 怪訝な表情のまま、問いかけてくるアウルム。


「……今の、見間違えじゃなかったらスライムの核よね?」


 再起動し、恐る恐る聞いてくるアルジェント。

 そんな2人に、私は……


「秘密です♪」


 白を切る。


 ぽかんとする2人を尻目に、腕から逃れ地面に降り立つ。


「いくら聞かれても答える気はありませんよ?

『冒険者は詮索禁止』ですから」


「……それとも、力づくで聞き出してみます?」


 軽く構え、煽るような文言を放つ。

 しばらくの間、静寂が場を支配する。


「……詮索する気は失せたが、新人の力量は気になるな。」


 ニヤリと口角を上げるアウルム。

 呆れた。とでも言いたげに手のひらを上向きにして首を振るアルジェント。


 ふむ。どうやら誤魔化せた様ですね。

 それにしても、アウルムは随分と好戦的なご様子ですね。


 まぁ?ちょっと?私も力試しをしたいとは思っていたので……丁度いいですね。


「アルマさん。審判をしてもらえますか?

 アウバルさん。ルールを決めましょうか。」


「よっしゃァあッ!!!!!」


 ……目ぇキラッキラさせてますね。

 よっぽど戦いが好きなんでしょうか。


 ・一本先取

 ・魔法あり

 ・武器防具の使用あり

 ・降参するか戦闘不能になれば負け


「こんなところですかね?」


「【殺害や重傷を負わせても負け】じゃなきゃ試合は認めないわ。」


 ほ〜。なるほど。

 手加減するつもりでも、どこかで気の緩みが出てしまう可能性を考慮すると、ルールに組み込むことで緊張感が出るので良い考えですね。


 それにしても、私ってそんなに信用無いんですかね?

 そもそも、まだ戦ってもいないのに実力バレてるんですか?


 そう思いアルジェントの方をじっと見つめる

 すると、


「ごめんね。こうでもしないと、ヒートアップして手がつけられなくなっちゃうから。あいつ。」


 あぁ〜、これはアウルムの事を信用してないって事ですね?

 何したんですかあの人。

 しかも、先程の呆れた様子やこの言い分からして、一度や二度ではなさそうですね。


「何したんですか?あの人。」


 気になるので聞いてしまいましょう。

 今から試合形式とはいえ戦いをするのですから雑念は払っておきたいです。


「……はぁ。…悪徳組織を壊滅させたのが3回。」


「…?良い事では?」


 悪いことでは無いと思いますが…何故にため息を?


「……街を破壊したのが3回」


「……へ?」


「ある時は地下水道、ある時は教会、ある時は貴族の屋敷。

 潜伏している組織の構成員と戦っている内に……

 後はご想像にお任せするわ。」


「……お疲れ様です。」


「えぇ……ほんとにね。」


 そう言って乾いた笑みを浮かべるアルジェント。

 でも……私には、彼女がどこか満足そうにも見えて、羨ましい様な気もします。

 何故そう思ったのか全くわかりませんが……

 人情とは難しいものですねぇ。


 ……今更ですが、7歳の発言ではありませんね。

 言葉には出さない様に気をつけましょう。

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└( ・ー・ )┘ころんびあ

ありがとうございます!


次回は戦闘シーンですが、上手く書けるかわかりません!頑張ります!

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