八つ当たり
※ちょっと短いです
「なっ、クソがっ!」
男は逃走を図りますが、ここは一本道。
門番さんは正面に居るので逃げられません。
戦闘へ移行し、門番さんは片手剣、男は短剣で切り結び始めました。
キン!
と言う幻聴がしました。
思いっきり金的を殺りました。
爪先で。身体強化込みです。ええもちろん。
八つ当たり完了です。ちょっとすっきりしました。
男は少し浮いた後、崩れ落ちる様に地面に転がります。
気絶したようですね。泡を吹いています。
ふと門番さんを見れば、信じられないとでも言うように私を見ています。
……ニコッ!
...何故でしょうか。ガタガタと震えだしました。
傷つきました。ちょっと納得いきません。
僅差ではありましたが、あのまま戦っていれば門番さんは負けていました。
いわば私は彼を助けた恩人なのに...
門番さんのステータスですが、
『ステータス』
名前 :カイト
性別 :男
年齢 :26
種族 :人族
状態 :義憤
スキル :窃盗5、逃走2、毒耐性4、剣術3、盾術2、
称号 :元義賊、正義漢
キャラが濃いのはスルーです。
割とスキルは豊富です。でも相手は
『ステータス』
名前 :ゴルス
性別 :男
年齢 :45
種族 :人族
状態 :気絶
スキル :剣術5、毒耐性1、脅迫6、強盗2
称号 :犯罪者、暴漢
このゴミルスは、犯罪者の癖に剣術レベルが高い事と門番さんが盾を持っていないので確実に負けてたと思うんですよね。
まぁ、負けてなかったとしても僅差って事は戦闘が長引きますよね?
正直、待つのがめんどくさかったんですよねぇ。
門番さんが役に立たないので、腰に着けている縄を奪い、男を縛ります。
さて、事件の証人と下手人を引き連れて、ギルドへと向かいましょうか。
早くご飯食べて寝たいです。
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ゴミルス呼びはわざとです