もしもしポリスメン?
サブタイちょっとふざけました。
※ちょっと短いです
受付嬢におすすめされた美味しいご飯の宿屋に向かいたいんですが、ギルドからはちょっと遠いんですよね。
よし!近道しましょう!
屋根伝いに行けばすぐです。
そうと決まれば路地に行きましょう!
さあ行こう!そら行こう!すぐ行こう!
!
後をつけてる人がいますね。
足音でバレバレです。
私みたいな素人にバレるとかちょっとどうなんです?
全く、せっかく気分よかったのに水を差してくれて……
どうしてくれましょうか。
一般人とか良識ある人なら見逃すんですが、
まぁでも、私の後をつける奴なんて心当たりは1人だけなんですよねぇ?
遠慮なく行きましょうか。
八つ当たりのお時間です。
路地に入り、行き止まりのところまで進み、立ち止まります。
まだバレてないつもりなんでしょうか?
尾行者はのろのろとゆっくり近づいて来ています。
互いの距離が5mを越えた時点で振り返ります。
「こんばんわ、何か御用ですか?」
「チッ!やっぱ気づいてたのかよ。」
「はい。それで?私は今日はもう疲れたので、御用があるなら日を改めて欲しいのですけど?」
「いやいや、それには及ばんよ。すぐに終わるからなァっ!」
男はそれだけ言うと走りだし、私を押し倒しました。
私はそれを抵抗せずに受けいれます。
「なんだよ、やっぱ大した事ねぇじゃねぇか。ひゃはッ!
それに、抵抗の一つもしやがらねぇとはなぁ…警戒して損したぜぇ」
私はそれを受け、にっこりと嗤います。
息を吸い込み、
「キャーーー!」
腹の底から目一杯叫びました。
「ぐぁっ!うるせぇんだよコイツッ!」
男は己が手で私の口を塞ぎますが、時すでに遅し。
「おいそこのお前!何をしてるんだ!」
門番さんがやって来ました。
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