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ダンジョン系女子はありですか?  作者: 神水無月
ダンジョン出現
30/31

ダンジョン内攻略【4階層】

少しずつ見てくれる人増えてってる!

ありがとうございます!

4階層


 4階層に降りると、これまでと同じような洞窟か続いていた


「黒鬼君、この4階層はこれまでの兎が来るんd‼ ザシュ!


 4階層に降りて間もないのに白兎(ホワイトラビット)が襲ってきた


「っく! いきなりですか! 黒鬼君そちらは!」

「大丈夫だ! なんなんだいきなり来がって!」


 襲ってきた兎の資材を回収しあたりを見回す


「周囲を警戒しながら進みましょう、今みたいにいきなり襲ってくるかもしれませんから」

「了解だ」


 周囲を警戒しながら進んでいくと


「前方から羽角兎(フライホーンラビット)白兎(ホワイトラビット)です!」

「俺は羽角兎をやる! 桜井は白兎を頼む!」

「分かりました!」


 そう言い突進してきた白兎を切り捨てると


 ドンッ‼


「かはっ」


 後ろから衝撃が走り前に吹き飛ばされた


「桜井!」


 黒鬼君が()()に刺さった角兎を切り殺し私を抱き起した


「大丈夫か! ちっ、傷が深い、待ってろ、少しいてぇだろうが、戻るぞ!」

「あのー、黒鬼君」

「喋るな! 安静にしてろ!」

「あの、話を……」

「血が止まらねえ、止血するにしても……」

「あの‼」


 黒鬼君の腕を無理やり解いて自分で立ち上がる


「おい! 無理に立ち上がるな……え」

「【再生魔法】」


 初めて使う【再生魔法】はうまく発動し、穴が開いた背中が治っていく


「よし、うまく発動しましたね」

「おい、どういうことだ」

「あぁ、そうですね、私の持ってるスキル【痛覚耐性】、【再生魔法】のおかげです。それと、背中の傷見てくれませんか」

「傷跡は残っているが、もう大丈夫なのか?」

「えぇ、そもそも痛くありません。【痛覚耐性】のおかげで痛みがないんです」


 βダンジョンの時の【再生】と同じように傷跡も残りましたかが、もう慣れました


「再生魔法のおかげで傷も癒えましたので先に行きましょう」

「お、おう、血も大丈夫か」

「えぇ、もう普通に動けます」


 パーカーを脱ぎアイテムボックスから替えのパーカーに着替える


「さて、服もこれでいいとして……なんで目を逸らしているのですか」


 パァン!


 ジト目で黒鬼君を見ながら視界の端にいた上着を撃ち殺す


「いや、なんでもねぇ」


 目を逸らされてまま兎の資材を手に持ち


「いくぞー」


 地図片手に先に進んでいった






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「こっちは終わった、桜井そっちは」

「こっちも終わりました」


 傷を負ってからある程度進んでいると兎の集団とかち合い私は【白楼】で銃殺、寄ってきた兎には【鉄】で切り殺し、黒鬼君は兎に近づき切り刻んでいた


「今どのあたりだ」

「地図を見ると、もう少ししたら階段が見えてきます」

「そうか」


 資材を回収しながらこの後のことを話し出した


「4階層の階段を見つけたら一旦帰ろう」

「え? そのまま5階層に行かないのですか」

「資材も大分回収したし、売っておきたい」

「そうですね、わかりました」

「それと、今度受付の楠に聞きたい事もあるしな」

「なんですか?」

「【ランダムスキル結晶】だ、もしかしたら拾っている人がいるかもしれないか聞きたい、もしあるのなら貰おうかと思ってな」

「でも使っている人が」

「【鑑定】しなければただの石だ、【鑑定】を持っている人がいれば別だが」

「えぇ、すね、聞いてみましょう」


 回収し終わり道を進んでいく


「あ、見えてきましたよ」

「よし、地図通りだな、帰るぞ」

「了解です」


 5下層に向かう階段を確認して来た道を戻っていった


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

傾国ビル 買取部署


「今回の買い取り額は20万です、どうされます?」

「5:5で」

「かしこまりました。口座に振り込んでおきます」

「あの楠さん、少し聞きたいことが」

「何ですか? 男の落とし方ですか?」

「違います!! あの、赤い石? 水晶? 買い取りませんでしたか」

「あぁ、買い取りましたよ」

「まだ置いてます?」

「えぇ、使い道のない綺麗な水晶でしかないので、兎の角と一緒に置いてます。まぁ、6つしかないですけど」


 6つもあるのですね、やはり出てくる確率は低いのですね


「その水晶ですが買取させて頂くことは出来ませんか?」

「別に構いませんが、ほんとに使い道がないものですよ?」

「えぇ、綺麗な水晶なのでプレゼントしたいと思いまして」

「分かりました、6つですと1万ですね」

「ありがとうございます、口座から引き落としてください」

「かしこまりました、お持ちしますので少々お持ちください」


 楠さんが別室に向かっていった


「どうだった、手に入りそうか」

「えぇ、6つ手に入りそうです」

「よかった、やっぱり使っている人はいなかったか」

「そうですね、まぁ、水晶を飲むって考えの人はいないでしょう」

「……俺はお前に無理やり飲まされたけどな」ボソッ

「なにか」

「いいやなにも」

「そうですか、命拾いしましたね」

「こわっ」


 黒鬼君を揶揄っていると


「お待たせしました、こちらになります」


 楠さんが水晶を箱に入れて持ってきた


「ありがとうございます」

「またのお越しをお待ちしています」


 私は箱を受け取りリュックに入れ黒鬼君に声をかけて傾国ビルを出た


「では、これを黒鬼君にお渡しします」


 リュックから水晶が入った箱を黒鬼君に渡す


「おい、どういうつもりだ」

「いえ、ただの戦力強化です」

「桜井もスキルいるだろ」

「黒鬼君よりスキルは多いですし、職業による強化もありますから」

「だが……」

「もう、今黒鬼君が持ってるスキルの数は2個、今回手に入った水晶は6つ。これで私と同じスキル数です」

「……わかった。帰ったら習得するよ」

「それでいいのです」

「スキル報告は明日でいいか?」

「はい、明日報告待ってますね」


 私は黒鬼君に箱を渡し帰宅した








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