お風呂での出来事 優視点
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「全く、溟のやつ。何がどうなってるんだよ、ダンジョンとかファンタジーかよ」
脱衣場で服を脱ぎながら愚痴をこぼす
「しっかし、あの服は駄目だろ。動いたら溢れるじゃねぇかアレ。がんぷkっいや、目に毒だな」
元気になりかけたが、必死に抑え服を脱ぎ終わり浴室に入る。
頭を冷やす為、シャワーを冷水にして頭から被る。
(ったく、今日は散々だ。頭撫でられるし、胸に顔埋められるし)
ガチャ、フーンーフーン
(てか、力強くなってなかったか?抜け出すのに時間がかかったぞ)
シュル、シュル、パサ
(溟のやつ柔らかくていい匂いがして、っいやいや、俺達は姉弟だぞ。でも、あれは駄目だ。今思い出すだけでも元気にって、違う違う!あれだけ出したんだ、もう元気無いはずなのに、ちがーう、俺達は姉弟!やましい気持ちは無い!!)
トン、トン、パサ
(高校入ったら、絶対に彼女作ってやる!!そうしたら、この気持ちも無くなる!ってのに、ヤバい元気になりやがっt)
ガチャ
「優ちゃーん、久しぶりに洗っこしよー」
「ぎゃあぁぁァァアア!」
ザッブーン
「きゃ!!もう、優ちゃん! お風呂に飛び込んじゃメ!! ですよ」
「何勝手に入ってきてるんだ!! てか、タオル巻け!! 見えてるんだよ!」
腰まで伸びた綺麗な黒髪、前髪が無くなったことでハッキリ見えるようになった大きな垂れ目、左目尻に涙ボクロが見える。中学生にしては身長が大きく165cm、大きく実った胸(確かこの前Eって言ってたな)、腰はくびれがあり、前からでも見えるお尻。毛は生えておらず水を弾く白くツルツルのきれいな肌。だが、それ以上に目立つ痛々しい傷跡
溟がハンドタオルを前に当ててるが、防御力は限りなく低くまる見えである。
「お風呂の中にタオル入れるのは駄目よ? ほら、湯船が出て椅子に座って、お姉ちゃんが髪と背中洗ってあげるから」
「断る!!姉さん入ってくるなら後から入る! 俺は上がる!!」
そう言い、出ていこうとすると
「ダーメ、ほら座る!」
無理矢理引っ張られ椅子な座らされる
「いや、だから!洗いっこしn」
ばしゃー、ワシワシワシ
「痒いとはないですかー」
「けほっけほっ、急に湯をかけるなぁ!?」
ふにゅん
(びゃああああぁぁぁぁぁぁ、背中にやわっこいものがぁぁぁぁかたいのがぁぁぁぁ、これいじょうげんきになるなあぁぁぁっぁぁ)
ふにゅん、ふにゅん
「流しますねー」
(前髪切るだけでこんなに印象変わるのかー!あああぁぁぁぁ)
ばしゃー
「じゃあ、背中洗うね」
ごしごし
(相手は姉、相手は姉、溟は姉、溟は姉、心を無にしろ俺ぇ!!)
「じゃあ前洗ってね、お姉ちゃん髪洗ってるから」
(よし落ち着く時間が取れた、早く洗ってしまおう)
素早く体を洗い終え、上がろうとするが
「ほら、お姉ちゃんの背中洗って?」
手を掴まれ、タオルを渡される
「ったく、今回だけだぞ」
タオルを受け取り背中を洗う
白く綺麗な背中にある痛々しい傷跡
「・・・傷、痛くないのか」
その傷を見て呟いた
「痛くないよ、再生で完全に塞がってるし、痛くても【痛覚耐性】で鈍くなってるから。心配してくれてありがとう優ちゃん、優しいね」
溟が振り向き笑顔でそう答えた
「そりゃ、姉弟だからな、心配もするさ、よし背中洗い終わったぞ」
タオルを溟に手渡すと
「前、洗ってくれないの?」
とふざけた事を言ってきたので
「ばっバカのと言うな!もう上がる!!」
浴室から飛び出した
「ありがとう、優ちゃん」
出る時にそんな声が聞こえた
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