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7/11

⑦あとがき

皆様、この度は、『悪役令嬢、物語が始まる前はただの美幼女。 戦いを挑んではいけません。』を読んで頂きまして、誠にありがとうございます。


初めてのオリジナル作品が、こんなに多くの方に読んでいただき、また書籍化された事が、未だに信じられません。


本作は、本当に小手調べな感じで書き上げました。

相関図や、人物像なんかは長編書くの?って言うぐらい細かく設定しましたが、とりあえず短編で、最後まで書き上げてみようと思い書いてみました。

ただ作品を作る上で、素人のくせに変な拘りを持ちましてね、あるんですよ。


それは、人物像の描写をあまり入れないようにする、でした。

私が思う「美幼女」と、皆様がそれぞれ想像する「美幼女」が違うと思ったからです。

皆様にとって一番可愛いビアンカが、この小説を読みながら、皆様の頭の中で鼻提灯出したり笑ったりして欲しかったのです。

なので、髪の色や瞳の色の描写はしましたが、他の登場人物も、細かい描写は控えました。


皆様の中で、皆様が思う、優しい世界が出来上がっていれば、嬉しく思います。




書籍の方では、この本編プラス番外編で「ルークの逆襲」、ビアンカの結婚式を描いた「悪役令嬢とパパ」、二人の結婚後の姿を描いた「侍医から見た世界」が収録されています。


追加しました番外編はどちらも、大人になったビアンカとリチャードの時間軸のお話ですが、子供の頃の話も出てきて、ちょっと泣けるお話になっています。

「悪役令嬢とパパ」に関しては、ちょっとじゃないかも(笑)


作者はえぐえぐ泣きながら、ワイン飲みながら深夜に書き上げました(笑)


ここで、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、最初の数行だけ楽しんで下さい。




~~~~~~~~~~~ 悪役令嬢とパパ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~





「パパ、だーいしゅき!!!

ビーはおおきくなったらぱぱとけっこんしゅるの!」




とある秋晴れの朝、公爵は予定より早く起きた。



彼の枕は涙で濡れていて、目はパンパンに腫れて数字の33になっていた。



ベッドの上で上半身を起こし、さっきの夢を思い出して、両手で顔を覆ってまた泣き出した。




今日、愛娘は結婚する ——————— 。





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



いかがでしたでしょうか?


もう、パパは最初から最後まで号泣ですよ(笑)


書籍だと縦書きですので、この腫れた目を表す33が縦に表示になってしまいますのでね、ちょっとここで、横書きでこの個所を読んでいただきたかったのです、ハイ。すみません・・・。


それはさておき、書籍にはこの二作品(+短編のルークの逆襲)が追加されて8月に配信予定なのですが、7/25にコミックシーモア様より先行配信されます。

そしてなんとなんと、先行配信にのみ、限定特典SSがございます!(パチパチ)

タイトルは、「アンバー前子爵のとある一日」です。



悩んだんですよね~、本当に・・・。


作者はミーナがめちゃくちゃ好きなキャラなので、ミーナのお話にしようかと思ったのですが。

番外編で「ビアンカたんを近くで愛で隊」という非公式のファンクラブの存在が明らかになるのですが、それに関してもう少し書きたかったので、ミーナのお話じゃなく、アンバー子爵のお話にしました。


どちらにするか迷った為どちらも書いてみたんですが。

ミーナのお話も作者的に大好きなのですが、時間軸的にアンバー子爵の方がいいかな?って。

番外編①で結婚前の、番外編②は結婚式の話で、③は結婚後のビアンカが出てきます。そしてこの特典SSでさらにその後のビアンカ夫妻が描かれています。


しかもアンバー子爵の話のラストで、ビアンカがいい仕事をしたんですよ~。


またまた梅酒ロックを飲みながら、予想外のラストになって、ちょっと泣きながら書きあげました(笑)


因みに、最初に拘った通りに、本編ではアンバー前子爵の人物描写もしないでおりましたが、作者の頭の中でどんな人がスライディング土下座をしていたのかを知って欲しくて、番外編ではちょびっと描写しました。

そちらも楽しんでいただければと思います。



ミーナの話は、まぁ、またいつかのタイミングで投稿できたらいいなって思います。


ルークと奥様の話も書けたらいいな。

因みに相関図のルークの人物像に、“変態”って書かれています。感想欄でリチャード変態説がもの凄かったですが(特に短編の感想欄)、作者の中ではルークが変態枠でした。変態のほかに、”どシスコン、我儘、付き合うと大変なタイプ” って書かれています(笑)

相関図書いてる時は酔っていませんし、休みの日の午後とかだったと思うので、変なテンションではないです。シラフで、”付き合うと大変なタイプ”と書くなんて、ただの悪口ですね!


因みにビアンカの人物像は、

”超絶美幼女。未熟児で生まれた為、全体的に小柄。顔小さい。砂糖過多気味。普段口呼吸なので、澄ました顔をする時は口を閉じる為、鼻呼吸。妹特有のずる賢さがある。正義ぶって告げ口するタイプ(育て方によって、悪役令嬢になる素質がある性格)”


・・・いや、これも大概悪口やーん!


相関図を投稿するのもいいですね。 大概が悪口です(笑)



長くなりましたが、最後に。

皆様、いつも誤字脱字報告ありがとうございます。

そして、多くの感想ありがとうございます!!!

感想に返事を書くのがすごく楽しかったです。


活動報告にもコメントを書いて下さった方、とっても嬉しかったです!

あっちには個々に返信出来ないんですね~・・・。

なので、こちらで感謝の意を表したいと思います。ありがとうございます!!!


イラストについて、活動報告のコメントで問い合わせありましたので、報告させて頂きます!


イラストは、夏目レモン先生に書いて頂きました♡


夏目レモン先生のお美しい絵を拝見してまず思ったのが、「え!? 大人のビアンカ書いて欲しい! しかも結婚式のシーンの!!!」って思いました。

絶対美しいですよね!?

表紙の絵、大人のビアンカにしたかったw

しかし、美幼女ビアンカたん、めちゃくちゃ可愛く書いて頂きました!

ビアンカが皆様に「あーん」してくれていますのでね、楽しみにしていて下さい( *´艸`)

でもよく見たら、「あれ? ビアンカお口に何かついてない? これ、拳骨落ちない?」


・・・。(こほん)



え~、・・・また詳細その他決まりましたら、活動報告を更新致します。

別の作品も投稿していきますので、そちらもお暇があれば読んで頂けると嬉しいです!!!



西九条沙羅

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― 新着の感想 ―
[良い点] キャラがみんな個性的でよかったです。 チート皇子の主人公からの好意は実はマカロン以下?と悩んでた?初期?は可愛いし、、 ルークやパパンほどではないですが 私ビアンカ推しです。 びえーん&…
[一言] 連載完結おめでとうございます。 このシリーズは楽しいというか笑い過ぎて悶絶しながら涙を流しつつ読んでいます。 まだまだ読みたい気持ちがいっぱいです……。
[一言] パパの事だから、ビアンカが娘を産んだら 「天使が天使を産んだ!」 て大騒ぎして溺愛するんだろうなぁ
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