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次元の狭間より家族へ  作者: 湯嶌
1/1

予告 プロローグ

処女作となります!

至らないことばかりですが、よろしくお願いいします。

 某年 日本国 


とある住宅街


「はぁ………はぁ…げほっ…」

降りしきる雨の中、1人の女性の声が閑静な住宅街に

響いている


「私は…あなた達について行くつもりはない!」

彼女の向かいには黒い雨具着た人達が彼女を

囲むように立っていた。

囲んでいた1人が前に出る。

「あなたが望まなくとも来なくてはならないのは

  あなたがよく知っているはずでしょう。

 


  アストラル王国第一王女 

      アルフィーネ==アストラル殿下?」


さらにもう1人が前に出てくる

「殿下、我が王国は昨今の戦争で疲弊しており、

  ガルムンク連邦の和解の提案を飲むしかあり

  ません!

どうか!民の為にも!」

出てきた男性は彼女に必死に話している。

男性の国がとても危険な事がわかる。

黙って男の話を聞いていた彼女が男の胸倉を掴んで

相手を見つめた。

「戦争で疲弊?民の為?偽善を主張するために

  ここにきたのですか?私を忌み子と言って、

罵って私の祖父母を追放したあなた達のような

人々を今更、救えと言うの?」

彼女の顔には、嫌悪と憎しみの感情が漂っていた。

「あなた達に与える情けも時間も私は持ち合わせ

  ていないの。」

それでも、彼らは引かなかった。

「あなたが拒否されるのであれば、こちらの

妹君に来ていただくしかありませんね。」

彼女の血の気が一気に引いていった。

「妹は、佳澄は関係ないじゃない!どうして

  佳澄の名前が出てくるのよ!」

  「理由は言わなくとも、聡明な殿下なら理解

  していると思いますが…」

「っ……」

「殿下、ついて来ていただけますね?」


2年後…

とある一家の朝

「それじゃあ、母さん行ってくる。」

「行って来まーす!」

「いってらっしゃーい」

兄弟が揃って学校に登校する…そんなありふれた日常が広がっている。

「”姉さん”も行ってきます。」

「お姉ちゃん、行ってくるね!」

二人が話しかけていたのは玄関に置かれた一枚の写真だった。


どこにでもある姉が失踪してしまった家族の日常
















いかがでしょうか。もしよろしければ、誤字脱字、ご指摘などよろしくお願いいたします。

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