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元少年兵が始めるVRMMO日記!  作者: よにゃ
1章 初めてのVRMMO
5/11

初めてのVRMMO初ダイブ前!

「ふあぁ〜」

あくびをひとつして柚月はゆっくりと起きる。時計の針はまだ6時前を指している。

カーテンを開けると外はまだ薄暗かった。しかし、窓の手すりには水色の小鳥たちが柚月を待っていた。


「おはよう、小鳥さんたち。」


そう言うと小鳥たちもチュンチュンと返してくれる。柚月は戸棚から小さな入れ物を取り出し、エサを入れて小鳥さんたちに差し出す。


「ゆっくりと食べるんだよ。」


しばらく小鳥さんたち食べている様子を眺めて柚月は朝のランニングにいった。ランニングが終わると筋トレと鍛錬をする。それが柚月の日課となっている。それが終わると時計の針は7時調度を指している。目標時間通り!と小さく喜んで家の中へ戻ると宮城さんは朝ご飯の準備をしていて、深雪がちょうど起きてきた。


「おはようございます。」


「おはよう、お兄ちゃん。今日も鍛錬?」


柚月に気がついた二人が挨拶してくる。深雪はまだ眠そうだった。


「おはようございます。はい。毎日の習慣はなかなか抜けなくて。雫はやっぱりまだ寝てる?」


「はい。そろそろ朝ご飯の時間なので起こしてきます。」


そう言うと宮城さんは雫の部屋へと向かっていった。その間に柚月も着替えてくる。

戻ってくる頃には雫もまだ眠そうにしながら食卓についていた。


「「「「いただきます。」」」」


今日のメニューは和食だった。宮城さんのご飯はいつもおいしいんだよなー、なんて考えてたら深雪が話し掛けてきた。


「お兄ちゃん、昨日ちゃんと攻略本読んだ?」


昨日風呂上がってから深雪から渡された説明書と攻略本を読んだ。説明書はゲーム機本体のもので簡単な使い方と注意書きが書かれていた。攻略本は義妹たちの手作りだった。本サービス前なのでまだ公式攻略本は作られてない。だから義妹たちがネットの掲示板から自分の経験を交えてわかりやすくまとめてくれたのだった。ゲーム初心者の柚月にとってこれはとても嬉しかった。


「読んだよ。攻略本分かりやすかった。二人ともありがとう。」


感謝の気持ちを簡単な言葉で伝えたら深雪たちは嬉しそうに顔を赤く染めた。


「……ふふーん感謝する事!!それじゃあお兄ちゃん、キャラクターメーキング終わったら始まりの街の噴水前で集合ね。私はシズっていう名前でやってる。お姉ちゃんはスノーホワイトだから」


「わかった終わったらすぐ雫たちを探すよ。」


みんな食べ終わって自分の部屋に戻っていく。時間は8時15分になっていた。攻略本によればサービス開始30分前からキャラクター設定ができるらしい。ついでに軽いチュートリアルも受けられるそうだ。ゲーム機本体の設定が終わる頃には8時半になっていた。いよいよ初ダイブだ。ドキドキと心臓の音が聞こえてゆく。


「ゲームスタート!!」


そう言うと柚月の意識はゲームの中に飲み込まれて言った。


柚月:「初ダイブ前ってドキドキするよね!」

よにゃ(作者):「いいな〜うちもVRMMOしてみたいなー」

宮城:「あなたには無理です。金銭的に!」

よにゃ(作者):「(´;ω;`)」


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