2.プロローグ②~それから一年間〜
誤字脱字を訂正致しました。
僕が少年兵最後の日から1年が経った。この1年は色々なことがあった。
まず、僕に名前ができた。柚月という名前を叔父様につけてもらった。今まで数字でしか呼ばれなかった僕には不思議な気分だった。
そして、家族ができた。まず、あの日僕を助けてくれた叔父様、風祭 三十郎。風祭家の現当主であり、国の政治に関わる仕事をしているらしい。
次に叔母様の風祭 松子。叔父様と同じく国の政治に関わる仕事をしてるらしい。初めてあった時に優しく抱きしめてくれた。
次に、三十郎その孫である深雪と雫。二人は僕より1歳年下で双子のだと言う。両親は既に他界しており祖父である三十郎に引き取られたそうだ。二人は僕の事をすぐに受け入れてくれた。お兄ちゃんと呼んでくれた。
あとは屋敷の使用人達である皆さんも僕を暖かく迎えてくれた。家族と認めてくれた風祭家の皆様には本当に感謝している。
それから、学園に通うことになった。中高一貫の桜坂南中央学園という私立の学校だ。普通の進学校よりレベルが高いらしく、入学するためのテストをとても難しい。僕は、元々スパイ活動する目的で組織から数学、政治、科学、様々な国の文化など教えこまれてたから差ほど難しく感じなかった。入学してからは友達が沢山出来た。組織では友達は必要ないと教えたれていたし、基本1人でいたから友達ができた時は嬉しかった。
本当にこの1年間はとても楽しかった。その事を義妹達に伝えたら
「これからもっと楽しくなるよ」
と笑いながらそう言ってくれた。ほんとにこれからが楽しみになった。
義妹達にVRMMOであるIFOを勧めたれたのはそれからたった3日後の夜だった。
深雪:「この頃はお兄ちゃんしょっちゅう泣いてたよね」
雫 :「……うん、お兄ちゃんは泣き虫」
柚月:「だって嬉しすぎてがまんできなかったから……
みんな大好き!」
深雪:「///」
雫 :「///」
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