表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Presence game  作者: 零式
第1話『日常→デスゲーム』
2/3

日常の終わり

「…というように、我々は相互認識でこの…」


テレビである学者の人が喋っている、寝起きの頭にはまるで子守唄のように眠気を促してくる


「ふぁ〜ぁ…あっ、そう言えば…」


今日が日曜日だということを思い出し、テレビのチャンネルを変えた、この時間から始まるアニメを忘れていた、危ない危ない


「ピーンポーン…」


アニメのオープニングが流れた時、インターホンの呼び出し音がした、自慢ではないが日曜日の朝から友達が来ることは滅多にない、とはいえ、家のインターホンがなったということは誰か来たということだろう、まぁ、間違いで家に来たかもしれない、その時は早急に場所を教えて帰ってもらおう、アニメ見たいし


「ピーンポーン…」


「はーい」


玄関を開けると、宅配便のお兄さんが立っていた


(おかしいな…何も頼んでないはずなのに)


確かに、ネット通販は利用するけど、今回は何も頼んでないし、何かの懸賞が当たったということでも……あぁ、その可能性はあるか


「篠原神人さんの家で間違いないですか?」


「はい、僕が篠原神人ですけど」


「よかった、お届けものです、受取書にサインお願いします」


向こうは目的の品を本人に渡せてホッとしたのか、受取書を僕に渡した


「…よし、で、これはなんですか?」


何かの懸賞なら、書いてあるはずなのだが、受取書にも箱にも何も書かれてなかった


「さぁ…?自分も運ぶだけなので分からないですね、中身は見たらダメですし」


苦笑いされた、まぁ、開けてみればわかるからいいか、僕は宅配便のお兄さんにお礼を言い、部屋に戻った


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「さて、それじゃあ開けてみようかな」


期待しながら箱を開けると、中には手紙が一通と…何だろう…新しいゲーム機?らしいものが入っていた


「…どこの会社のモデルなんだろ?」


形はP○4に似ているけど、少し何かが違うし…そうだ、手紙を見たらわかるかも


「えっと…なになに?」


『今から君にゲームをしてもらう、ルールは簡単、そのゲームをクリアするだけ、ただし、君にもあるものを賭けてもらう、それは君の存在だ、それでは健闘を祈る』


と書かれていた、意味不明すぎて頭がプチパニックだ


「…まぁ、とりあえず起動させてみたらわかるかもね…?」


コードをすべて繋げて起動準備を進めた、ものの数分で完了した


「よし、じゃあやってみますか」


電源を付けて、画面が表示された瞬間に突然僕は意識が遠のいていく感じがした


「あ…あれ…一体…」


そして、僕は完全に意識が無くなってしまった

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ