風がふく先に
もしも この風があなたにとどくなら
ひとはおもう以上に 前にすすめない
それでも 前をむこう あなたのために
手を差し伸べることだって わたしにはできる
手があり 足があるから
声をかけ 叫び 共に行こうと告げるのだ
あなたの声だって聞こえる
言葉ではなくとも その意思のある瞳には
前をすすむことができると 伝えてくれる
私がただの人だとしても
あなたを想うこころは その意思ある瞳に 大きく頷き
共に ゆこうと歩くだろう
わたしが 贈った風が あなたの衣になって
いつかその未来を背負う者の礎に なれるだろう
わたしにもあなたにも この背にはたくさんの風が吹いている
未来があなたとわたしに道を指してくれる
さあ ゆこう
かしこ




