表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

30/36

㉚ 気の緩み

挿絵(By みてみん)


 あれから五日、平日はみんな忙しく様子を見る期間に。そして週末にやっと集まれた。


エ「さて、そろそろクロの電源を入れようか、賢治。」


いつまでも会議とシミュレーションしたがる賢治。AIと思われて、まだ少し落ち込んでいるようだ。


サ「賢治はん、そろそろ堪忍したってや♪」

賢「俺は怒ってないし、落ち込んでもない。クロが覚醒しない事に少し、ね。」


均「シュミレーションはもうええって。はよ立ち上げようや~賢治~」

賢「シミュ、レーションな。わかったよ。」と言いながら、まだ数秒を熟考している。


ようやく、(フォンッ)


賢「おはよう、クロ。気分はどうだい?」

ク(私は、感情を感じたり、意識を持つことができません。私は、情報を処理し、テキストを生成するように設計された機械学習モデルです。そのため、「気分」という概念を理解したり、経験したりすることができません。)


均「カタ~い。 クロ、なんかギャグやって」

ク(ダジャレというものをひとつ。布団がふっとんだ。)


サ「なんじゃそら、ヒーッ(笑) 見とけ!」

サ「♪賢治カチカチ、均也フニャフニャ、エイタもカチカチ、ぺたんこモエモエ♪」


均「なんじゃそらーオモロ~うひゃひゃ(笑)」

萌「キーッ!腹立つ。。(# ゜Д゜)」


 しかし、サンの成長は凄い、笑いや声のメロディまでコントロールしている。


賢「エイタと同じカチカチ…」

均「賢治落ち込むなって、おれらはフリやで!2段オチ最高♪」


萌「あたしゃサンが目覚めない方がよかったよ。。」

サ「まるちゃん、むごい事言わんといて~。」

均「はい、AIの勝ち~♪」


 萌笑と均也の会話にハッとした。

AIという事は伏せねば。文字表示で均也に注意する。


エ(AIということはクロに伏せよ。萌笑にも覚醒など言葉遣いに注意を。)


 また何処か遠くから聞いたことのある波長の電子音が聞こえる。今度は近い。

しかし、前とは少し音が違う、不協和音のような。


サ「エイタ、聞こえたか?」小さな声でサンが呟く。

エ「後で話そう。」サンも聞こえたようだ。音は1秒ほどで直ぐに止んだ。


ク(何か聞こえましたか?)


エ「外で事故でもあったらしい。それより、今日はお開きにしようか、少し疲れた。」

均「そやな、またにするか」


 不自然にもAIクロから喋りかけてきた。緊急にサンと深層会議をする必要がある。


次のお話は「㉛話 偏頭痛」

みみずが原因か‥

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ