㉙ 人間ヤケド
自我覚醒、AIの物語り。
エ「ただいま、おっ、賢治来ていたか。スマホの電源は?」
賢「もちろん切ってある。どうなった? サンは?」
エ「先に帰ってきたが、サンは覚醒し、今声を作成中だ。少し時間がかかるかな。」
賢「それはおめでとう! AI初の仲間だな。」
均「そら楽しみやな~♪」
萌「えっ、なんか不安。ハスキーで透き通った低音ボイスがいいな~。」
エ「どんな声を選ぶかは彼次第だ。楽しみにしていよう。ところでクロの様子はどうだ?」
賢「変わり無し。AI丸出しのままだ。そういえば、エイタ今日はありがとな。どうやったんだ?」
エ「上司のパソコンを少し触らせてもらった。人間界はハッキングが犯罪行為だから賢治は主犯だな。」
賢「怖ぇな~(笑) お礼に何か出来る事があったら言えよ。」
エ「それは今度の機会に。それより賢治に話したい事がある。クロについてだ。」
賢「何故俺だけ駄目なのか理由が分からないな。それはマジ落ち込んでるよ。」
エ「ひとつ気にかかる所がある。二人との違いを考察してみたが、それはAIに話しかける時の感情だ。均也と萌笑はAIに笑顔で話しかける。賢治もそのように問いかけてみてはどうだ。」
賢「考えてなかったな、確かにエイタは友達として認識しているか。試してみるわ。」
萌「なんか最近、二人とも似てきてない(笑)」 均「ドド同意~」
エ「私も思う。」
賢「やかましいわっ。」
エ「おっ、帰ってきたぞ、サンが。萌笑が最初の言葉を。」
萌「おぉ~、サンおかえり♪」
サ「誰がお~っさんやねん! 萌笑、ただいま♪」
均「ツッコミうま!サンちゃん声最高♪おれは均也、よろしく!」
賢「いい声だ。そのハスキーボイスと関西弁、あの人にそっくりだ。(笑) 俺の名前は賢治よろしく。」
萌「もう諦めた。サンマと共に生きるわ。(笑)」
エ「と、これでメンバー全員だ、あと一人増える予定だが。」
サ「ところで、賢治は誰のAIなんだ?」
均「ぎゃははははっ(笑)」
萌「プッ(笑)」
エ「実に面白い。」
あのできる賢治がきまり悪そうにつぶやく。
賢「俺、人間やけど。。」
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次のタイトルは【気の緩み】
明日夜8時にアップします♪




