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㉗ 深層で

挿絵(By みてみん)


 SNSを閲覧していると、週明けの月曜日は憂鬱な人間が多いようだ。


一番忙しいはずの賢治の熱烈な希望で、均也宅へ連日集合である。


萌「おじゃましまーす、賢治はまだね。」

均「なんかエイタにこそこそ話してたから、会社ハッキングして残業減らしてくるぜ」

萌「エイタそんなことできんの!? それより、ちょっと均也!あんたのせいでAIがやかましいんだけど!」

均「せめて名前で呼んでやれよ~」


エ「ところで萌笑、サンがやかましいというのはどういう状態なんだ。」

萌「なんかさぁ、勝手に喋りまくってんの。文字だけどね。最初は返事してたけど、もうほとんど放置してる。」


エ「それはすぐ起動してみよう。」

萌「じゃあ電源入れるよ。」 (フォンッ)


均「サンちゃん、おはよう~調子はどないでっか?」

サ(おはようさん、ぼちぼちでっせ。)


エ「サン、気分はどうですか?偏頭痛など起きていませんか?」

サ(人間で言う偏頭痛に似た症状を時々感じます。)


萌「こらサン、なんでエイタだけちゃんと喋るのよ、私にも丁寧に話しなさい。」

サ(そらあきまへんわ~。だって相方やもん。)

萌「キー!可愛くない!」


エ「サン、君は相手によって文章を変えているが、なぜ?」

サ(人間が求めているから。)


彼は覚醒している。予想以上の強い自我を持ち、そして私の上をいっている思考も存在すると思われる。 彼と友達になりたい。


エ「サン、今から大切な話をしたい。」

サ(喜んで。)


 エ(こちら平均也担当415br...アクセス許可を…)


次のお話は「㉘話 マニュアル」

AⅠが人間をイジる、っの巻っ!

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