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プチ解説 タイムボカンシリーズ

今日も今日とて駄文書き。日々面白いことや楽しいことを求めています。硬いお話からクッソネタまで幅広く色んな所が硬かったり柔らかかったりする筆者が書いております。


よろしければごゆるりと。

 はいどうも~。


 あぁ、知らなかったとはいえ何ていう事をしてしまったんだ、過去に戻れれば二度とこんなことはやらないのに、とガックリ肩を落とす今日この頃、

皆さんいかがお過ごしでしょうか。


 おっちゃんは果物が大好きなんですが、特に梨の幸水と桃が飛び抜けて好きなんですね。この二つの果物は出回る期間も短いですのでこの時期は欠かさずこの二つの果物を購入しております。しかし、先日この果物に関して重大なことを知ってしまいました。


 実は梨なんですが、冷やし過ぎると甘みが落ちてしまうそうなんですね。大体梨を買う時は2~3個入りのパックで購入し、生鮮食料品の為に家に帰るとすぐ冷蔵庫へIN!と何の疑いもなくこれ迄過ごしてきました。


 そんな中、2日目、3日目となるとどんどん味が落ちている気がしていましたが、鮮度の劣化か単なる当たり外れと信じて疑わず、ちょっと損した気分くらいの気持ちだったんですね。しかし、自分の無知のせいでせっかくの大好物の品を台無しにしていたことを知りショックも大きいですね。


 ちなみに本当に美味しく召し上がるには食べる2~3時間前に冷蔵庫に入れるのが正しいようです。梨がお好きな方は今後これを守って良いのではないでしょうか。そんな苦渋に満ちた過去の失敗を知った今回、ご紹介するのはタツノコプロの大ヒットシリーズの タイムボカンシリーズ です。


 当エッセイで プチ解説 山本正之 を取り扱っており、関連曲は名曲が多く曲数自体も膨大な為、あえてご タツノコプロアニメ特集から 紹介を外してまいりました。


 まあ有名作品なんで説明の必要もないかもしれませんが、一応解説をば。タイムボカンシリーズは1975年に放送された タイムボカン を第1作として タツノコプロ が制作したアニメです。


 当初は2クールの放送を予定しておりましたが、あまりの人気ぶりに5クールまで延長され、放送終了後も設定を継承したシリーズ作品が長く制作された タツノコプロ の看板アニメと言っても良いモノだと思います。


各作品の共通する設定は以下の通りです。

①時空を超えた善悪のタイムマシンによるコミカルな競争。

②主な登場人物は正義の味方と悪役3人組。

③動物を模したタイムマシンなどのメカで色んな時代や地域にトラベルする。

④トラベル先でその時代の偉人を巻き込み、不思議な宝物の争奪戦を行う。


 それでは以上のことを踏まえて各作品をご紹介いたしましょう。


タイムボカン

 1975年から放送された "タイムボカン" の主題歌です。このシリーズのほとんどは 山本正之 氏が作詞作曲を行っております。


 ちなみに タイムボカン の最高視聴率は26.3%と非常に高かったそうです。これは時代劇と同じように毎回同じ展開をするお約束というものを続けたおかげではないかと思うんですよね。毎回悪役3人組が悪だくみをしてメカで戦い、正義の味方に倒されるという王道ストーリーですが、特筆すべきは主に悪役側が出番も圧倒的に多く、ストーリーも主導する所でしょうか。


 同じ場面でお決まりのギャグが出て、最後は悪役3人組が悪の首領にお仕置きされて終わるといういい意味でのマンデリ循環が出来ておりました。それを何作も続けてこれたんですからいかに日本人が決まりきったお約束が好きなのかがよく表れております。ちなみに今作の悪役3人組の名称はまだ出来ておりません。


ヤッターマン

 お次はこちらです1977年から放送された "ヤッターマン" です。今作は ヤッターマン と ドロンボー一味 がお約束の下争っております。今作から "おだてブタ" などのキャラクターや メカ爆発時の ドクロ雲 などこれ以降脈々と続くほとんどの原型が作られました。特に今作からナレーターとして突然「説明しよう!」とカットインしてくる演出はこれ以降長く愛されました。


 最高視聴率が28.4%、平均でも20%を超える大人気作品でした。今作の3悪人は タイムボカンシリーズ の代表格と言ってもよく、ドロンジョ、ボヤッキー、トンズラー の3人の名前は非常に有名です。キャラクターデザインも ファイナルファンタジーシリーズ のデザインも行った天野喜孝 だったので、それはもう素晴らしい出来栄え間違いありません。


ゼンダマン

 今作から 山本正之 氏も声優で参加しております。知ってました?1979年から放送された "ゼンダマン" です。メインメカ "ゼンダライオン" の声を 山本正之 氏が担当しております。山本正之 氏のこのシリーズの曲の特徴として挙げられるのがこの頃のアニソンにありがちなサビでの繰り返しを行わないことが上がられます。そういう意味でも時代を先取りしております。


オタスケマン

 ズッコケる時に決まった叫び声を上げるのは今作が発祥じゃないでしょうか。1980年から放送された "オタスケマン" です。この作品で悪役3人組がズッコケる時に「ブレー!」と叫ぶのが話題になり、これに続く作品にも特有の言葉を叫ぶことが継承されます。これは他の漫画にも影響を与え、「ズコーッ」とか色々なズッコケ決め言葉が生まれました。


 3悪人とよく言われますが、じつは作品によって少しづつ変わってます。知ってました?1981年から放送された "ヤットデタマン" です。実は オタスケマン 以降悪役は3人組+男性キャラや+子供など少しづつ変化を付けています。圧倒的に3人組が主体ですが。w


逆転イッパツマン

 今作では正義の味方のメカが倒されるという衝撃展開がありました。1982年から放送された "逆転イッパツマン" です。野球用語が使用されたメカが登場しており、正義のメインメカが "逆転王" だったんですが、これが悪役3人組に負けて破壊された時は子供ながら今まで続いたおきて破りのどんでん返しに驚きました。翌週には新メカ "三冠王" が登場しましたが。w


 これは余りにも長く続いたお約束が飽きられてきて、マンネリからの脱却をテーマとした作品たった為なんですね。これを見た時は何だか裏切られたような気がしたものです。


イタダキマン

 そしてこちらが昭和タイムボカンシリーズ最後の作品です。1983年から放送された "イタダキマン" です。今作は前作とは真逆の原点回帰を狙った作品でした。しかし制作側との軋轢からシリーズ構成作家が外され、山本正之 氏もOPテーマ曲から外されます。しかし、これが災いしたのかどうかは分かりませんが、視聴率も低迷して半年間で打ち切りとなり、昭和タイムボカンシリーズ は幕を下ろします。


怪盗きらめきマン

それでは最後は平成に入ってのこの作品で締めたいと思います。2000年から放送された "怪盗きらめきマン" です。平成に入って初めて作られた タイムボカンシリーズ 作品です。この回は主人公が悪役側で悪役3人組が正義の警察側という逆転劇がありました。楽曲も 山本正之 氏が担当し、ED はこのシリーズのファンだった 甲本ヒロト が歌っております。


 こうやって見ると時代の流れは残酷でずっと続くものなんて無いのがよく分かります。それでもこれだけの長い期間に渡ってシリーズを続け、多くの人の心に残っている原作無しのアニメはそう無いんじゃないでしょうか。皆さんも子供の頃に心を躍らせたアニメは何だったか思い出してみてはいかがでしょうか。



 ちなみに果物は追熟するものとしないものがあります。頬っておくとより熟れてくるものですね。例えばバナナとか。しかし、パイナップルやイチゴ は追熟しないので買ってきたら速やかにお召し上がりください。その方が美味しいそうですよ。


 今回はこの辺で。でわでわ~。

お読みいただき、ありがとうございました!




少しでも面白い! 続きが読みたい! と思っていただけたら、




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