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楽しい花火大会の歴史 実は

今日も今日とて駄文書き。日々面白いことや楽しいことを求めています。硬いお話からクッソネタまで幅広く色んな所が硬かったり柔らかかったりする筆者が書いております。


よろしければごゆるりと。

 はいどうも~。


 結局最新技術って言うのは軍事技術の転換から始まるもんなんですよ、人間って本当に度し難いものだなぁ、と落胆する今日この頃、

皆さんいかがお過ごしでしょうか。


 技術の革新で一番最初に予算が回されるもの、それが軍事関連ですね。それが民間で流用されることにより発展を遂げるというモノが数多くあります。


 例えばインターネット。これはアメリカが軍事的な情報通信網を構築する目的で開発されたものが民間で活用されることにより現在のネット社会が構築されております。


 まあ、面倒臭い話は置いておくとして、夏と言えば花火の季節なんですが、現在のコロナ下で各地の花火大会は軒並み中止と相成っており、残念なことですね。しかし、この花火というモノも元々は軍事物資から発展を遂げたものです。


 硫黄、硝石、木炭などによる黒色火薬の発明により最初は破壊力ではなく爆音で相手や馬を威嚇する兵器として開発されました。それが大きな破裂音で邪気を払うことを目的とした爆竹へと民間へその技術が転用され、それが後に花火と進化したという流れがあります。世界的には14世紀にイタリアでお祭りのイベントとしてお披露目されたのが始まりのようですね。


 世界各国で花火は多様な進化をしていますが、日本は独特の詫び寂び文化の影響から線香花火や日本の花火にしか出せないオレンジ色など西洋の花火とは違う趣のある花火が受け継がれております。


 そもそも火薬の技術が日本に入ってきたのが鎌倉時代ですね。元寇で戦う武士に対して元の兵士が炸裂弾を投げようとする絵なんかが教科書に載っていたと思いますが、それです。そこから時代を経て、今のような夜空を彩る花火が日本で登場したのが戦国時代末期から江戸時代と言われています。


 日本でも有名な花火大会で 隅田川花火大会 がありますが、元々は18世紀から始まる 両国の川開き が発祥となっております。江戸で発生した飢饉とコロリ病 (コレラ) で出た大量の死者を弔うことが始まった理由です。そういった出来事から始まったせいか、日本の花火は派手に騒ぐのではなく胸にジーンと残る趣があるように感じますね。


 まあ、世界的に考えると花火は夏に限ったものではないようですが、日本人たるもの花火は夏の風物詩ですよ。これからの時代大がかりな花火大会を楽しめる世の中が来るかは分かりませんが夏の夜空を彩るその鮮やかさは日本人の心をひきつけ続けると思います。皆さんももしかしたら今年は行われるかもしれない花火大会のために浴衣の着付けをおさらいしてみてはいかがでしょうか。




 「た~まや~」って言う花火の掛け声は江戸時代の花火職人 玉屋市郎兵衛 を指しますが、この方は花火での失火から一代で江戸から去らざるを得なくなった人です。火の不始末はくれぐれもご注意を。


 今回はこの辺で。でわでわ~。

お読みいただき、ありがとうございました!




少しでも面白い! 続きが読みたい! と思っていただけたら、




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