目が覚めたら部屋に泥棒が立っていたんだけど
今日も今日とて駄文書き。日々面白いことや楽しいことを求めています。硬いお話からクッソネタまで幅広く色んな所が硬かったり柔らかかったりする筆者が書いております。
よろしければごゆるりと。
はいどうも~。
今そこにある平穏は本当にこれからも保たれるのか、と危機感を煽る今日この頃、
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
日本って本当に平和ですよねぇ。夜中に女性が一人で出歩いていてもそれほど危機感を感じる人はいないでしょうし。何か事件に巻き込まれる事を想像すらせず過ごしている人が殆どじゃないでしょうかね。
まぁ、おっちゃんも危機感を普段からそう強く持って行動している訳ではありませんが、それでもやっぱり締める所は締めないといけないと強く思う出来事が過去にありました。それは遡ること20年くらい前のことでしょうか。
当時おっちゃんは千葉県の松戸市のアパートで一人暮らしをしておりました。男の一人暮らしなんて適当なものです。窓を開けたままで昼寝をしていたりちょっと先の自動販売機でジュースを買いに行くのに鍵を掛けずに出たり。
そんなズボラなことをしつつもごく普通に暮らしておりましたがある日、とても恐ろしい目に遭遇します。住んでいた部屋にはロフトが付いておりそこで寝ていたんですが、とある早朝、何だかガサガサという音で目が覚めました。
不審に思い、下を覗き込んでみるとそこには知らない男性が立っていました。その瞬間思考はフリーズ。え?何これ?
その気配に気づいた男性がこちらを振り返り目が合います。相手の男はマスクをしており顔は分かりませんでしたが、その時に一気に体温が下がったような感覚がありました。そこでようやく「泥棒―!!」と大声で叫ぶことが出来ました。
その声に驚いた男性は一目散に外へ逃げていきましたが、後を追おうにもロフトから降りる間に男性の姿は消えておりました。追いかけて出た外から部屋に戻ると財布が消えていることに気付きます。不運なことにその日は親から借りた引っ越し費用を返す為の40万円が入っていました。
40万円丸々盗難 IN 自宅。愕然としつつも警察に連絡し、警官が到着するまでに状況を整理します。何であの男性は部屋に入れたのか?入り口のドアは鍵が掛けてあったはず。しかし、男性は他から入った形跡は無く入口から逃げていきました。
謎が全く解明されないまま警官が到着し、現場検証へ。警官も全くやる気が無く全く関係無い所に付いていた恐らくおっちゃんの物と思われる指紋をとって5分程話しを聞いた後帰っていきました。
しかし恐ろしい事はそれで終わりませんでした。それから2週間後くらいに仕事から帰ってドアを開けると何だか雰囲気がおかしい。明らかに荒らされている訳ではないが出た時と物の配置が違う。
決定的だったのは指紋が付かないよう用心したかのようにドアノブに掛けられたシャツでした。当然自分で掛けた覚えはありません。滅茶苦茶怖くなり、その部屋を管理する不動産会社へ連絡して状況を伝えるとここで思わぬ事実を知ることになります。
「そういえばあなたの前に住んでいた人も泥棒が入って引っ越したんですよねぇ。」
マジか~~~!!!
おそらくその犯人はその部屋のスペアキーかマスターキー的な物を持っていたんじゃないでしょうか。鍵を変えておけば安心と思っていた不用心をこの時思い知り、その部屋を速攻で引き払い、それ以来家に帰るとチェーンロックを必ず掛けるようになりましたとさ。どんどはれ。
平和な日本とは言え最低限の防犯意識は大事だということですね。特に女性の方は気を付けた方が良いでしょう。皆さんも現在のお住まいの防犯体制を見直してみてはいかがでしょうか。
実はこの話には後日談がありまして、持ち去られた財布が警察によって確保されおっちゃんの元に帰って参りました。カード類は全くの無事でしたが現金は全部…、ん?何故かオリンピック5000円記念硬貨が入っています。
恐らく盗んだ金額の大きさに泥棒が申し訳なく思い、5000円くらいは返してやろうと思ったんでしょうかね。ある意味日本は平和でした。
今回はこの辺で。でわでわ~。
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