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忘却の花  作者: 野薔薇 太陽
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捻れ大災害

メインキャラ登場編は次で最後のつもりです。

 捻れ大災害。それは最近起こった災害で、今回二度目らしい。そのせいか原因はあまり知られていない。

 二度目のせいか、この街の皆は早めに避難している。こんなに早く避難できているのは一度目の捻れ大災害がそんなに危なかったんだろう。

「師匠!建物から離れてくださいっす!」

「そんなことくらいわかってる!」

「我も運んでくれ。貴様らが走った方が速いからな」

 あれ?こいつ観測されなかったらワープできるって言ってなかったか?それにさっき言っていた。何とかの猫は正確に言うと、観測されていないから死んでいるのか生きているのか分からないってやつじゃなかったのか?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 やがて地震や風は治まり、空にある亀裂は消えつつある。

 少し長かったか?半時間?一時間?地面が揺れたせいで、三半規管と体内時計が狂ってしまった。今は何時だ?

「俺の家が...」

「?...師匠?まだ崩壊してませんよ?」

「あの揺れなら屋内は大惨事だ」

「おーい!やっと見つけた!」

 その声は遠くからこっち側に近づくように次第に大きくなっていて、疲れたのか息切れしている。

「誰だ?ん?その服装...警察か?」

「ああ、そうだよ。そんな事より君何でも屋だったよね?」

「依頼か?なら後にしてくれ。屋内は大惨事だ。逮捕か?なら逮捕状を持ってきてくれ」

「今回は依頼だよ。依頼内容は、今回の捻れ大災害で森にどんなことが起きているのか調べてくれ」

「分かった。請求書は後日署に出しておく」

「頼んだよ」

「ゼラ、森に行くぞ」

「え?!家はどうするんすか?!」

「後でいいだろ」

「え、え〜」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 森に来たが、異常はないようだ。以上!

「特に変わった事はないっすね」

「そうだな。帰るか。っとその前に、見落とした所があったな。そこに行ったら帰るか」

「了解っす」

 とは言ったものの、見落としただけで何もなかった。

「さて、帰るか」

「ん?あれは...?」

「どうした?」

 あれは...

「人だな」

「人っすね」

 森に人がいるのは普通の事だ。近いからな。

 ただ気になるところは、あんな地震があったのに寝ていることだ。

 森で寝ているのは普通かもしれないが、ここは誰少し危険な所だ。寝ている間に害獣に食われる可能性がある。やつらは人より弱いが、人が起きてるか寝てるかくらいは判別できる。

 服装は膝まである淡紫のスカート。青紫のワイシャツ。その上に着ている黄色いローブ。

 つばが広くて、上の部分がとんがっているこれまた青紫の帽子を被っている。

 なんというか...

「師匠、彼女の服ってとっても奇妙っすね...」

「近未来のファッションかもな」

次回は「who are you」(の予定)です。

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最後まで見て下さってありがとうございます。 ...でいいのかな? っと言いますと、作者(私)はインターネットなるものがすこぶる苦手です。 なのでこの文章がどこら辺に記載されるのか全く分かりません。 そんなこんなで始まったこの作品、最終章まで見て頂けると幸いです。 ではまた次の章で。
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