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忘却の花  作者: 野薔薇 太陽
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厄災編第六章 八百万の武器

武器名を探していたらファンタジー作品に出てきやすい武器一覧の名前を見る機会がありました。斧ってアクスとも言うんですね。

また作者名を変えたいです。

 一進一退の攻防。

 それは今この街で繰り広げられていた。

 剣を避けて剣を振る。そしたら避けられて、剣を振られる。

 剣術の技量が同じのせいか、まるで示し合わせたかの様な動き。

 その2人の周りを複数の人が囲っている。

 何故囲っているだけかと言うと、自分が格下だと理解しているからだろう。

 そんな時にスイレンが相手の武器をへし折った。

 酷使ししすぎたのだろう。

 そしてスイレンが剣を振り下ろした。

「師匠、危ない!」

 しかし剣が体を貫くことはまだなかった。

 服の中から蛇腹剣を取り出して、それで守ったのだ。

 しかし、そんなことは知っていたかのように追撃がやってきた。

 流石にあまり使ったことの無い蛇腹剣で攻撃を守るのは大変だったのだろう。

 すぐに使い物にならなくしてしまった。

 だが、また服の中から武器を出した。

 次はスピアだ。2mはある。

 どうやって服に入れていたのだろうか...

 そうやって武器を取り出しては、壊される。

 刀、アクス、棍棒、メリケン、クロウと次から次へと武器を出していく。

 それに対していつになってもスイレンの武器は壊れず、どの武器もあまり決定打には持っていけなかった。

 そしてまた武器が壊れたからナイフを取り出そうとした時、うっかり落としてしまった。

 武器を落とすほど致命的なものはそうない。

 そしてスイレンの剣が振り下ろされた。

「今よ!」

 その合図とともに沢山の矢がスイレンへと突撃してきた。

 勿論傷つけることは出来なかったが、その隙にリモがナイフとその持ち主を引っ張ってスイレンから距離をとった。

 そして...

 ぱちん!

 俺の顔を一発殴った。

「何が俺1人でやる、よ!さっき死にかけたじゃない!」

「いや、片腕を犠牲にやつの顔にそのナイフを刺すつもりだった」

 ぱちん!

 また殴られた。

「片腕を犠牲?!もっと自分自身を労わっりなさい!貴方を想う人が沢山いることに気づきなさい!そして...そして私達を頼って!私達は貴方の足でまといじゃない、仲間でしょ?!」

「...」

「だから...だから困った時は仲間に助けを求めてよ...そんなに私達のことを信用出来ないの...?」

「仲間だからこそお前達を危険な目には合わせれないそれにお前を頼ったことはあるだろ」

「頼った?そんなの口だけで期待なんてしていなかったでしょ?それに仲間って守るものなの?私にとって仲間って助け合う人達のことよ。一緒に喜びを分かち合い、一緒に試練に立ち向かう。そう言うもんでしょ?」

「だが...どうやって頼めばいいんだ?」

「くす、そんなことに困った人なんて貴方くらいよ?頼むなんてなんでもいいのよ。風邪をひいたから代わりに仕事に言って欲しい、手が届かない所にある物を取って欲しい、買い出しをして欲しい」

「そんなことでいいのか?」

「そうよ。そんなことでいいのよ」

 リモはこんな状況にもかかわらず笑ったまるでバカバカしいことがあったかのようだ。

「そうか...そうだな。リモ、ゼラ、シオン、皆に頼みたいことがある。俺と一緒にやつを、スイレンを倒してくれ」

「主の頼みなら仕方ないのう」

「了解っす、師匠!」

「やっと私達を頼ってくれたわね」

 俺は今まで彼女らを頼ったこはあっても期待なんかしてはいなかった。

 そんなの仲間には程遠かっただろう。

「さあ、行くぞ!」

続く感じで終わるのっていいですね〜。

次回は「厄災編第七章 最強の武器」の予定です。

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最後まで見て下さってありがとうございます。 ...でいいのかな? っと言いますと、作者(私)はインターネットなるものがすこぶる苦手です。 なのでこの文章がどこら辺に記載されるのか全く分かりません。 そんなこんなで始まったこの作品、最終章まで見て頂けると幸いです。 ではまた次の章で。
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