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忘却の花  作者: 野薔薇 太陽
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王都内乱編第二章事件の調査

最近ラノベを読み機会が増えました。

読んでた本はよく改行していたので、私もしてみようと思います。

「やっと終わったか...」

 何のことかって?勿論、庭の手入れである。

 あの誘拐未遂事件の後バレずに出てバレずに入っていったが、隠れて外出したのがバレていた。

 その時の執事の顔は忘れられないね。青林檎のように青ざめていたのに、俺らを見るやいなや赤林檎のように真っ赤だ。

「お二人共!何処にいらっしゃったのですか!」

「そう怒るなって、笑ってしまうだろ、ふはははは!」

「ちょっと店長笑いすぎよ、あはははは!」

「貴女も笑いすぎです!」

 まずい、笑いが止まらない。しかも品の無い笑いだ。下品とまでは行かないがな。

「これは失敬、今から仕事に戻っふはははは!」

「笑いすぎです!少しは自重して下さい!」

 ちなみに手入れが終わったのはこの次の日だ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「あー面白かった。主人はクソだけど、執事は面白かったわ」

「そんなに面白かったんすか?」

「思い出しただけで笑いがこみ上げてくるわ」

 だが、なぜあんなにも青ざめていたのだろう。なぜあんなに怒っていたのだろう。

 少し怪しいな。そんな時ドアが開いた。

「少しいいかい?」

 あの服装とあの声はたしか。

「貴方は...確か警察とかいう人だったわよね?」

「君もそんな呼び方するのか」

「え?どういうこと?」

「まさか店主さん言っていなんすか?」

 呼び方なんてなんでもいいだろ。

「我々の名前は自治体保安兼警戒人物観察及び執行官です。街の皆さんは自治の人とか言っています」

「警察って...どんな略し方よ...」

「警察がしっくり来るからだ。っと話が逸れたな。何の用で来た?」

「ああ、そうでした」

 その用事は昨日の昼過ぎに事件を未然に防いだ事に関してだ。

 その時の情報提供と万事屋として犯人の逮捕の協力をお願いしたいらしい。

「準備が出来次第自治所まで起こし下さい」

「分かった。今日中に出向く」

 だが、警察だけではどうにもできない事件なのだろうか?

 この区画は仕事が出来て事件発生率もとても少ないはずだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ようこそお越しくださいました」

 そう言われて部屋に入ってみると、そこには数人も警察が会議のような事をしていた。

「やっと来たか...隣にいる2人は誰だ?呼んだのは店主だけのはずだが?」

「なによ、来ちゃ悪いわけ?」

 どうしてリモはこうも喧嘩腰なんだ?

「こいつらが来てはいけないのなら、俺は帰る」

 こう言えば謝罪してくれるだろう。

「なら帰れ!」

「所長!そんなこと言わずにお願いします。呼んでおいてすみません」

 所長とやらは謝らずに店にやってやつが謝ってきた。

 まあそうなるよな。

「そんなことより話を始めよう」

 警察の話によると最近誘拐事件が多発しているらしい。

 事件件数と範囲から多人数の犯行じゃないと有り得ないらしい。

 俺が話したのは犯人の見た目。

 その後にこれからの対策を話し合ってこの会議は終わった。

「これで話は以上です」

 そういった後警察の数人は部屋を出ていったが、所長と言われていたやつだけは残っていた。

 所長が机から書類を出して読み始めた。

「えーっと...職業は万事屋。本名は不明。国王からつけてもらった名があるが、嫌っているため皆さんから店主や万事屋と言われている。年齢及び誕生日は不明。一年以上前の記憶がない。こんなやつを信用できるのか?」

 長々と俺の事を語りやがって。そもそもいつ調べたんだ?

「え?!師匠名前国王につけてもらったんすか?!」

「俺の過去なんてどうでもいいだろ」

「へ〜貴方も私と同じで記憶喪失なんだ〜」

 なんだ?やんのかコラ?

「会議は終わったんだ。早く帰るぞ」

次回は「連続誘拐防止事件」の予定です。

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最後まで見て下さってありがとうございます。 ...でいいのかな? っと言いますと、作者(私)はインターネットなるものがすこぶる苦手です。 なのでこの文章がどこら辺に記載されるのか全く分かりません。 そんなこんなで始まったこの作品、最終章まで見て頂けると幸いです。 ではまた次の章で。
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