メタボリックE-Bike(私小説)
新型コロナウイルスが流行する直前の御盆休み、
自分はE-Bikeと呼ばれる種類の自転車を購入した。
当時、ちょっとしたアブク銭を手に入れた自分は
何か形に残るモノを購入しようと決意した。
そうしないとダラダラと浪費してしまう予感がしたから。
自分は所謂メタボである。
会社の健康診断では再検査となり、
病気で医者に掛かれば『とにかく痩せろ』と言われ、
献血に行けば『お前の穢れた(肝臓的に)血など要らぬ』と断られる、
何処に出すのも憚られるメタボである。
自分でも何か運動せなアカンと思ったときに思いついたのが自転車だった。
大学で2輪中免と自動車免許を取るまでは、
通学で駅まで通うのにドロップハンドルのロードマン(偽物)に
乗っていたことも有り、もう一度乗ってみてもいいかと思ったからだ。
しかし、自分はメタボ、
やれ『坂がキツイ』、『向かい風が強い』と言って、
心が折れ投げ出すのは自分でも予想できた。
簡単に挫折しない様にメチャクチャ高いロードバイクを買ってしまうかと
125ccのオートバイ位の値段のヤツを調べていた時に
E-Bikeと呼ばれるジャンルの電動アシスト自転車のことを知った。
E-Bikeとは強力なモーターと大容量のバッテリーを装備した、
従来のママチャリ型とは別物の電動アシスト自転車の事である。
サスペンション付きのMTBが主流で、
近年はロードバイク型や小径タイヤのミニベロ型も海外ブランドから発売され、
当時、自転車業界は
・自転車ガチ勢じゃない人、体力に自信の無い人でもサイクリングに行けます
・1時間の自転車通勤でも汗かかずにラクラク
的なセールストークを雑誌、販売店ブログ、メーカーWEBサイト等で展開、
『さぁ、これから盛り上げていくぜ!』
と言うところで、新型コロナでどっちらけになったのでした・・・
自分は MIYADA(宮田) クルーザー という機種を購入した。
機種選定に関してはまず国産ブランドということを第一とした。
メンテナンス・修理を考えると欧州、中華ブランドだと不安を感じたからである。
国産ブランドから選ぶとなると、まず電動ユニットの分類から3種類
・山葉 : 電動アシスト自転車のパイオニア
・松下 : ママチャリ型の電動アシストで山葉とシェアを競う
・島野 : 電動アシストユニットを各社に供給
となるのだが、
出先のでメンテ・修理の事を考えて島野、
その中からロード用を探すと クロスバイク型の
・MIYADA クルーザー
当時は一択の選択になるのであった。
自分の購入した自転車販売店チェーンの店舗では展示・在庫は無く、
試乗は出来ずMIYADAのカタログ・WEBで見ただけでの判断で、
¥25マソの御買物、もう後には引けぬと自分で自分を追い込んだ。
納車後、20年以上ぶりの自転車にもなんとか慣れ、
MIYADAの『どうせお前ら交換するだろ』との意図が感じられる、
安物のサドル、ハンドル、ペダル、タイヤを純正から
自分好みの物に交換した頃、E-Bikeの本質が判ってきたのであった
E-Bikeの真実
・セールストークの汗をかかずにラクラク通勤、サイクリングは
あくまでも乗り手次第
※自分は走り屋気質なので電動アシストが有ろうと無かろうと常にシャカリキ、
帰ってくると常に汗だくで疲労困憊である。
・アシスト上限24km/h規制の所為で乗り手によっては
フラストレーションが溜まる
※E-Bikeの多くがMTBなのもこれが理由だと思う、
ロードで使用するとモーター性能に余裕を残してアシストが切れるので、
走り屋の自分としては非常に不満である。
これに関しては海外製のある部品を配線に組み込むことによりリミッ
注)これ以降原稿空白で放置されている
封印を解放されしE-Bikeは原動機自転車