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I’m lovely rabbit

作者: 幸田遥

全て英語にするのも可能ですが、そうすると読者がつかず、作者のメンタルがやられます。会話だけ英語なら読者は少しつくのでは?という試みです。どことなくシュールな感じになってしましましたが、よろしくお願いいたします。

 ももちゃんは4歳の普通の女の子です。

 うさぎの『みみちゃん』は、お友達です。

 みみちゃんの特技はニンジンの早食いです。


 実は、ももちゃんとみみちゃんは会話ができます。でも、お父さんとお母さんには聞かれないように英語で会話をします。



 今日の事件は、ももちゃんの靴下が片方なくなった事件です。


「Hi, Mimi, how are you?」

「Good you? What’s up?」

「Oh, Mimi. I lost my socks. Do you have any idea?」

 ももちゃんは、片方の靴下をどこかに落としてきたようです。


「Nop, I see you, but you are wearing only one sock」

 ももちゃんの左足を見て、みみちゃんは鼻をひくひくさせました。

「This is, I mean, it has a red flower」

 ももちゃんは右足にはいている靴下の柄を指差しました。

「OK. I see」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。


「So, I can join you to look for the missing sock. You will owe me a slice of carrot, wont’ you?」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。


「I promise you.」

「I got it, let’s go.」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。




 二人が最初に向かったのは、キッチンです。


 キッチンではお母さんが朝ごはんを作っています。

 二人はお母さんの後ろの机の下でこそこそ話をします。



「I can’t find it」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。

「Me either」

 ももちゃんは机の下を探します。


「Let’s think it, Momo. Do you think when you find you lost the sock?」

「Let me see. I got dressed, and went to the bathroom. Then, I found it was gone.」

 ももちゃんはがんばって思い出しました。


「I got it. I’m lovely rabbit!!! I bet the sock is in the bathroom.」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。


「Really?」

「You can count on me. Let’s go to the bathroom.」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。


「Yeah!」

 ももちゃんは大きくうなずきました。




 二人はトイレのドアを開けました。



 そして、二人は床を見渡しました。

 しかし、どこにも落ちていません。


「What? Something is weird.」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。

「Where at?」

 ももちゃんは首をかしげます。



 困ったことになりました。みみちゃんの推理は外れてしまったのでしょうか?



 ももちゃんはトイレの中に入って床を探しました。

 それでも靴下は見つかりません。

 次に、みみちゃんはトイレの中に入って床を探しました。


 そのとき、みみちゃんは気がつきました。

「Ah! Here it is!」

 みみちゃんはいつもより多く鼻をひくひくさせます。

「Oh! I see. I found my sock here!」

 ももちゃんは笑顔で声をあげます。


 ももちゃんの靴下はトイレのスリッパの中にありました。

 きっと、スリッパを脱ぐ時に一緒に脱いじゃったのでしょう。




 ももちゃんの靴下は無事に見つかりました。


「Thank you so much, Mimi.」

 ももちゃんは、みみちゃんの頭をなでなでします。

「Not at all. It’s child play.」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。


「By the way, Momo. I beg you to get my carrot.」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。

「Yeah, I see. I’ll ask mom.」

 そう言って、ももちゃんはキッチンに駆け足です


 キッチンから戻って来たももちゃんの手にはニンジンが握られています。

 みみちゃんはニンジンを待ちわびて、鼻をひくひくさせます。



 みみちゃんの特技はニンジンの早食いです。

 ももちゃんがくれたニンジンを2秒で食べてしまいます。


 みみちゃんはニンジンを食べて満足そうに鼻をひくひくさせます。

 ももちゃんも、みみちゃんを真似して、満足そうに鼻をひくひくさせて笑います。





 次の事件は、ももちゃんが食べていたビスケットがなくなった事件です。



「Oops, It’s weird. I am sure I had cookie. I mean, it was gone. Do you have any idea?」

 ももちゃんがさっきまで食べていたビスケットがなくなっちゃいました。


 最後の一つのビスケットだったのです。

 お皿の上にも残っていません。


「What’s wrong? You might eat up it without noticing as it is delicious.」

 お皿の上を見て、みみちゃんは鼻をひくひくさせます。

「No! I know it was the last one, so I wanted to share it with you.」

 ももちゃんは、みみちゃんを悲しそうな目で見ます。


「Oh my goodness! So, I can join you to look for the cookie. You will owe me a slice of carrot, wont’ you?」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。

「I promise you.」

「I got it, let’s go.」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。




 二人は、ももちゃんがビスケットを食べていたテーブルの下を探します。


「There is nothing.」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。

「Yeah.」

 ももちゃんはテーブルの下をぐるぐるしながら探します。


「Let’s think it, Momo. Do you think when you find you lost the cookie?」

「Let me see. I was about to eat it, but I sneezed. Then, I found it was gone.」

 ももちゃんはがんばって思い出しました。


「I got it. I’m lovely rabbit!!! I know where it is and how to get it.」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。


「Really?」

「You can count on me. Let’s go on the rug.」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。


「Yeah!」

 ももちゃんは大きくうなずきました。




 二人はカーペットの真ん中に来ました。


 ももちゃんは周りをくるりと見渡しました。

 しかし、どこにもビスケットは見当たりません。


「I can’t see anything.」

 ももちゃんは首をかしげます。



 どういうことでしょう? みみちゃんは何がしたいのでしょうか?



「let’s say, Momo. What do you do when you are in trouble?」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。

「I’ll do like that.」

 ももちゃんは首をかしげます。

「Yes, that is it, Momo! You can hang your head.」


 ももちゃんはさらに首をかしげます。

 みみちゃんの言っている意味がわかりません。


「You can hang your head as much as you can. Let’s say. You can hang your head like you do a front roll.」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。


 ももちゃんは、みみちゃんに言われた通りにでんぐり返りをします。

 カーペットの上に、頭をつけて、えいっ!


 くるん。ももちゃんは、でんぐり返りをしました。


 そのとき、ももちゃんの服の中からビスケットが飛び出してきました。

「Wow! Here it is!!」

 ももちゃんは笑顔で声をあげます。


 笑顔で喜ぶももちゃんを見て、みみちゃんはいつもより多く鼻をひくひくさせます。


 ももちゃんのビスケットは、ももちゃんの服の中にありました。

 きっと、くしゃみをした時に服の中にポロッと落ちちゃったのでしょう。




 ももちゃんのビスケットは無事に見つかりました。


「Thank you so much, Mimi.」

 ももちゃんは、みみちゃんの頭をなでなでします。

「Here it is, Mimi.」

 ももちゃんは、ビスケットを半分にしてももちゃんにあげました。


「Thanks, Momo.」

 みみちゃんは、ビスケットをもしゃもしゃ食べます。

 みみちゃんは、すぐにビスケットを食べ終わり、ももちゃんを見つめます。


「Hey, Momo. I love a cookie, and I love a carrot, too.」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。

「Yeah, I see. I’ll ask mom.」

 そう言って、ももちゃんはキッチンに向かいました。



 みみちゃんはニンジンを楽しみにして、鼻をひくひくさせます。

 みみちゃんは食いしん坊ですね。





 最後の事件は、ももちゃんのクレヨンがなくなった事件です。



「Hi, Mimi. Something is weird. Some crayons are missing. Do you have any idea?」

 ももちゃんはクレヨンでお絵かきをしていましたが、クレヨンの数が足りません。

 クレヨン箱の中には、10本あるはずのクレヨンが7本しかありません


「I agree, it is weird.」

 クレヨン箱の中を見て、みみちゃんは鼻をひくひくさせます。


「I can’t draw a picture with a crayon.」

 ももちゃんは悲しそうな顔をします。

「So, I can join you to look for the crayons. You will owe me a slice of carrot, wont’ you?」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。

「I promise you.」

「I got it, let’s go.」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。




 二人はクレヨンを探したいのですが、どこをどう探せばいいのかわかりません。

 クレヨンがどこに消えたのか、何も手がかりがないのです。


「I have no ideas.」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。

「Me either.」

 ももちゃんは、首を右にかしげたり、左にかしげたり。


「Let’s think it, Momo. Which color crayons are missing?」

「Let me see. There are not black, orange and green.」

 ももちゃんはがんばって思い出しました。


「I got it. I’m lovely rabbit!!!」

 みみちゃんは鼻をひくひくさせます。


「Really?」

「You can count on me. I bet we will have a wonderful time.」

 みみちゃんのいつもより多く鼻をひくひくさせます。


「Are you serious?」

「I am serious. You can trust me. Let’s look for mom.」

「Yeah!」

 ももちゃんは大きくうなずきました。




 二人はお母さんを探しにキッチンに来ました。


 キッチンでは、お母さんはテーブルに向かって何かをしています。


「Mom! What are you up to?」

 ももちゃんはお母さんに尋ねます。

「Oh, Momo and Mimi. You came at a good time.」

 お母さんは二人を見て笑顔を浮かべます。


「Hi momo, come here.」

 お母さんはももちゃんを抱きかかえます。


 すると、ももちゃんはテーブルの上にクレヨンを3本見つけました。

 クロ色とオレンジ色とミドリ色のクレヨンです。

「Here it is. I found my crayons.」

 ももちゃんは笑顔で声をあげます。


 笑顔で喜ぶももちゃんを見て、みみちゃんはいつもより多く鼻をひくひくさせます。




 ももちゃんのクレヨンは無事に見つかりました。

 お母さんがテーブルの上で何かを書くのに使っていたのです。


 さて、お母さんは、クロ色とオレンジ色とミドリ色のクレヨンを使って何を描いたのでしょう?



 そうです。

 お母さんが描いたのは、みみちゃんの大好物のニンジンです。


 ももちゃんはニンジンの絵をみみちゃんに渡しました。

 みみちゃんは絵の中の大きなニンジンに向かって鼻をひくひくさせます。


 でも、このニンジンは食べられません。


「Happy birthday, Mimi」

 お母さんは、そう言いながら本物のニンジンをみみちゃんに渡しました。

 そう、今日はみみちゃんがももちゃんのうちに来てから一年になる日です。


 みみちゃんは本物のニンジンを見て、鼻をひくひく、絵に描いたニンジンを見て、鼻をひくひく。

 もう、鼻のひくひくが止まりません。



 みみちゃんの特技はニンジンの早食いです。

 でも、こんなにたくさんのニンジンは、いくらみみちゃんでもすぐには食べきれません。



「Mimi, may the Force be with you.」

 ももちゃんは、ニンジンをもしゃもしゃしているみみちゃんの頭をなでなでしました。

 「Momo, may the Force be with us. And, thank you.」

 みみちゃんは思いっきり鼻をひくひくさせました。


Thank you so much for reading it.

I hope you could enjoy it.


I am happy you would read the other novels I wrote, too.


Cheers,

Haruka


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― 新着の感想 ―
[一言] この歳で英語がペラペラなももちゃんは、只者ではない( ˘ω˘ )
[一言] 遅ればせながら拝読させていただきました。 ももちゃんとみみちゃん可愛らしいですね。 私の英語も心もとないですが、ニュアンスは全部伝わりました。
[良い点] ちょっと、なんかよく分からん表現ばっかで読みにくいんだよ、すごいですね、どうやって学習しているのですか? [気になる点] I can join to look for you missin…
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