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魔女と言われた男  作者: まつこ
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地味な異世界活動

朝、スマホ目覚ましで8時起床。

今までの夜生活のせいか、朝が非常に辛い・・・


「まずは朝飯に昨日採っておいたマンゴーでも」


アイテムバッグから収容物一覧を表示し、こちらの名称でコスタと言われる

マンゴーをタップし、3つ程食べる。


そして、マップ表示し縮小表示してこの世界全体を見てみる。

現在いる森はマテアと言われる都市の外れにある森で、山で囲われている。

他の都市はその山から上下左右に分かれている。

マテアと言うのが中心地の様だ。


縮尺が解からないので、この森を抜けるのに何日、何時間掛かるのかも今は解からない。

その為、まず食料や森に居る生き物・植物を採取し何日掛かるか解からない森突破の為の

下地作りをしておこうと考える。


「まずは、赤点が無い所を重点的に廻って採取と行くか」



一旦マップを視界の隅に移動させ、バッグ内から包丁を出し身近な植物を採取していく。


日本では見た事も無い様な植物ばかりで、採り方も力が入り最初はグチャグチャだったが

コツを得て楽しみながら採っていく。

ある程度溜まればウィンドウから収納し、バッグ内の在庫を確認していく。


その中でダブルタップすると、名称・効能・掛け合わせ方法等が閲覧出来ていく。

また、掛け合わせ方法も昔本で見た大きな釜にぐつぐつと・・・って感じではなく、

ドラッグで掛け合わせ先に持って行くと直ぐに掛け合わせた物が作られる事も新たに解かった。


そうして、新たな機能を用いて薬や料理をどんどんストックしていく事にした。


「意外と楽しいと言うか・・・地味と言うか・・・想像と違うと言うか・・・微妙」


良く付いた客の1人にラノベ好きが居たので、読んで話題として提供していたが

そのどれにも当たらない地味な異世界に少々ガッカリ感も否めなくなって来ていたが

この世界で知識も無い状態で放置された割には、少しはためになったのかと思ってしまう。


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